湘南オンラインフレネ日誌

フリースクール湘南オンラインフレネ学習的就労支援活動・災害ボランティアの実践を書き溜めていきます。

2/11 ペットと災害、要援護者支援との接点は

2019-02-13 06:15:00 | 地震津波災害ボランティア
2019/02/11 記
----------------------
夜間傾聴で、元塾生として付き合いの古い@@さんと、ペットの埋葬にお付き合いした。厳しい鬱病の症状に苛まれ、引きこもってきた方だが、結婚し子どもをもうけたが、死別。現在、お子さんひとりの父となっている。今回のペット・ロスが鬱再発の引き金にならぬように、区切りの儀式に寄り添わせてもらった。動物とはいえ、10年余、家族として生活をともにしてきた思いは深い。

ペットとの離別は、災害避難時にも問題になる。リードをつけたまま避難したことの後悔や、危険が去らぬ中、自宅に戻ったり、津波到来前、飼い猫を捕まえることに時間を取られたり、ペットと離散し被災した家の周りを探す方、避難所で同伴入所を断られたりと、なかには独居高齢者の伴侶の猫の喪失が認知症や衰弱死の引き金になったりと、決して軽んじられない事態が実際進行している。

私たちは「にゃんだーガード」「ねこひと会」という動物愛護団体の被災犬猫の新しい飼い主さん仲介のお手伝いという契機をえつつ、それとはベクトルの違う「ひとへの接点探し」を試みてきた。

後方支援活動として
*福島原発避難時、取り残されたペットの一時預かり(新しい飼い主)の仲介活動を通じた、ひとの接点探し。講演会実施。
*ティーンズの防災活動への構想化。

現場活動として
*シェルター運営支援
募金・餌郵送



をしてきた。現地訪問時には、被災者対話をはじめていた。

以下は環境庁HPの指針。

●「災害、あなたとペットは大丈夫?
人とペットの災害対策ガイドライン<一般飼い主編>」(環境庁自然環境局)
https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/2_data/pamph/h3009a.html

また、闇の話もあるが、それは次回。
----------------------
野田の子殺しの話の渦が起きている。家族という隔離空間、行政、児相の問題などあるが、際限なく連なる背後の事例を貫いて語りたい。これも次回。

懇話会ゲストの件で、薬剤師会のアポ取りが取れた。来週に、訪問予定。(母の見守り設定開始)

夜間傾聴: ふたり

p.s. <参考書籍>
---- 動物愛護の視点からですが…
●「猫と一緒に生き残る防災 決定版」
ISBN: 9784528022096

(校正2回目済み)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする