湘南オンラインフレネ日誌

フリースクール湘南オンラインフレネ学習的就労支援活動・災害ボランティアの実践を書き溜めていきます。

7/8 金曜災害ミニカフェ・医療支援が必要な被災障害児の上映しながら思ったこと

2016-07-09 05:33:05 | 地震津波災害ボランティア

2016/07/08 記
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橋本の学習支援の当人が昨日から所在不明となり、話が流れた。時々これがある。成人なので母親は対応に悩んでおり、今日の指導時間は、母親の電話傾聴になった。待とうという方向が出てきた。

金曜災害ミニカフェは「医療支援が必要な障がい児の避難生活と保護」が特集となったのだが、空振り。番組を観ていると、ボランティアに何が出来るかという問いが湧き上がってくる。

この同じ時間に**さんが集まりを持っていた。組織の中で、組織と連携して活動している場合と、個人が参加の一般公募をする場合との落差を感じるのだが、組織のゲートキーパーたちの遮断があれば、今ある場所から活動を育てなければならない。それは現状であるが、やれることはやりきっていかなければならない。課題の重要性が伝われば、活動自身は生まれる。そのことを信じる。

熊本地震の中から、後方支援者と活動上の接点が出てきた課題は、「高齢者施設の大型テントの常備」という氷山の小山が浮かび上がってきた。治療・おむつ交換・休息(体調悪化高齢者の一時避難)という非居住目的の範囲を支えるテントだ。このレベルのテントは、5万円前後で入手できる。法的に防災常備品に加えてもらうのが効果的だが、その実現までの過渡期、このテントの寄付を行う運動が起こることが望ましい。

これは東日本大震災の教訓の中から出てきたことは、地元若手としての中高生の育成の視点だ。そのなかで発災直後の安全避難・避難所運営参加と運営補助役の具体化・在宅または車中避難者への配食配給応援と状態確認&要望仲介自転車チーム運営という中高生の独自課題が浮かび上がった。この諸活動の検討は、重要な意味を持つ。

発災時の救急医療現場の混乱と地域支援という課題では「市民トリアージ」と「お薬手帳QRコード版」が有効。実現に向けた道筋論議を詰める必要あり。

これらの課題を考えていくと、いずれも「地域や所謂市民活動の側から、要援護者支援」という構図が浮かんでくる。「地元の」支援活動育成をどう行うのかという重い課題だ。だがもうひとつ、要援護者とその家族にしてみると、よそ者の話と聞こえる問題点がある。課題の重要さはわかる。しかしその活動にどう接点を持ったらいいのか、ここが描かれていない。

ずっと考え続けてきた。いつ起きるのかわからない課題より、今を生きて行くことに手一杯だから、後回しにするという壁に近寄れないもどかしさだ。急いでも実効性の高い企画は生まれない。だからこそ、考え続ける意思のある方の懇話会は、活動の畑を耕す任務を担っている。一般の災害ボランティアとの違いは、新たな企画の絵を描くことだ。

明日はぷれジョブがある。今の私は就労希望者との接点であった相模大野校を退職したから、出会いが決定的に少数になっている。またその困難は精神障がい関係者が主となり、私の原点である自閉症スペクトラムの青年との出会いが減っている。塾からの紹介者の他に、飛び込みの当事者との出会いも年1名程度に減っている。災害ボランティアが主軸になっている現在、接点がなかなか見えないが、お邪魔させてもらうつもりだ。

秋の懇話会、特別支援校の関係者のひとりとメール交換が始まった。茅ヶ崎市内ではないが、参加お願いできないか打診している。


夜間傾聴>なし
     昼間、##君の母親と話す

(校正1回目済み)

 

コメント
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