今日はあの方に行ってみよう、そんな散歩はまれで、気の向くままに歩いている。向かう方向は玄関を出て門扉を閉めて家の前の辻に出て決まる。それでもひと雨きそうな曇りの日は近くを周回している。だいたい1時間くらい当てもなく歩く。見かける人からは、なんだ、と見えるかもしれないが当人はいたって真面目なつもりだ。
先日は、30分歩くとどこまで行けるか、小さな横道も知っている地域に向かって出発した。おおよその目処はたてて出発した。おやっと目に付くものがあればデジカメを向けるいつものスタイルは変えないで歩いた。最初に目処とした四つ角へは5分早く到着した。それから5分歩いて、目指した地域のはずれ近くまで達した。
別の道を折り返してちょうど1時間で玄関に戻りついた。歩数は7千200歩とでた。このくらい歩くと、外気は冷たいが、体はうっすら汗ばむくらいに温まる。空気は乾燥しており冷たいお茶が美味い。
この日出会った散歩中の人は1組、ご夫婦に見えるが私より年配の方。杖をつく妻を夫が支えるようにゆっくりした歩き、日課なのだろうか穏やかな連れ合いに思える。我が家もいつかこうなる時が来るかもしれない、正直な気持ちでそう思う。どこまで歩かれるのだろうと思いながら挨拶を交わしてすれ違った。揃って外出できる姿にエールを送った。
(今日の575) 歩数計歩幅の縮み反映し
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