日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

値上げ3割超

2023年12月21日 | 社会 政治
 

 自民党をぶっ壊す、と言って総理になったのは小泉純一郎議員だった。「聖域なき構造改革」、「民間にできることは民間に」、「地方にできることは地方に」、「改革なくして成長なし」。そして、『郵政民営化は改革の本丸』、暗唱させられるほど当時よく耳にしたフレーズ。民営化されてもサービスは変わらない、とした宣伝文句はとうに消えている。

 総務省は手紙の郵便料金上限を84円から110円に引き上げる省令を改正審議会にしめした。はがきは省令改正が必要ないので63円から85円となる。郵便物の減少や人件費、燃料費などの経費高騰で、郵便事業は赤字となっている、というのが値上げの理由。消費税増税を除き来秋に30年ぶりという。

 TV-CMでは今「年賀状を出そう」と流しているが、1枚22円のこの値上げは減少一方の年賀状にさらに拍車をかけるのではなかろうか。電波で情報交換が当たり前になったこの時世を超える発想が郵便に起きない限り、この劣勢は覆せないだろう。

 食料品などの値上げなら多少の買いだめで、値上げへのせめてもの対抗が出来る。しかし、郵便はそれが全く効かない。はがき、これは年賀を除いてもかなりの枚数つかう、今も買い置きが30枚くらいあるが、いづれ22円分の切手を貼ることになる。高校時代に郵便局でアルバイトをしたので郵便に多少の愛着はあるが、さて、先行きは暗い。

 (今日の575) 1枚のはがきが友を心友に
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聞こえた・聞いた

2023年12月20日 | 生活・ニュース
             (わが街のバス 記事とは関係ありません)
 ある会場でのこと。見えない別の所で何かを叩いた音がした。「聞こえましたか、聞きましたか」と挙手を求められた。音を出したのは少し厚めの板を叩いたという。私を含め大方の人が「聞こえました」と答えた。話に前後があって「聞こえましたは」は耳、「聞きましたは心」というようにとらえるという。分かったようだがよく理解できなかった。

 「あなたはバスに乗るとき前から、後ろから」と聞かれ、地元のバスは後ろ乗りなのでそう答える。あるバスは前降りで前乗り、それを利用している高齢の女性が初利用のバスで前から乗車しようとしたら「後ろ乗りです」と運転手にいわれ、向きを変えて後ろ向きでスッテプを上がろうとしたという。

 もう一つバスの話題。後ろ乗りと言われバスの後ろに回ったという。これは話す人のサービスと笑ったが、バスに乗るとは前か後ろかと聞かれ「左横から」と答えた人がいたという。確かにバスは前乗りか後ろ乗りかと聞かれれば、バスの乗降はバスの横側で、左が付けば大正解、聞きながら納得した。

 総理はメモ片手に円陣で話を聞くという。ニュース映像で何度も見ている。聞いたことがどれほど政策に反映されているのだろうか。聞くと聞こえる、凡人には使い分けにくいが、政治資金規正法違反で自民党の派閥事務所に検察の強制捜査が入った夜、宴会をハシゴとか。国民の怒りの声は届いているのだろうか。

 (今日の575) 聞き方も話し方にも努力した
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大荒れになるか

2023年12月19日 | 社会 政治

 昼過ぎ「週後半は大雪警戒:早めの準備で安全確保を」という防災速報が入る。気象予報では今夕からの荒れに備えての準備と警戒を繰り返し呼びかけている。報道で知るのは、北の地方ではホワイトアウト級の猛吹雪と大雪で交通網などに大きな障害が発生している。瀬戸内も昨日今日と冷え込みが続いている。

 東京は永田町、ホワイトアウト級の大荒れになるかもしれないと特定の住人は眠れないかもしれない。というのは、東京地検特捜部が、政治資金パーティーをめぐる疑惑に関し、強制捜査に踏み切った。昼のニュースで自民党安倍派と二階派の事務所を家宅捜査に入った。幹事長は「遺憾である。捜査の推移を見守りたい」と常套句で語る。

 各派閥は精査する、あるいは精査している、と回答するが、その精査を行っているという派閥の声は聞こえない。国民の疑問に政治家として謙虚な姿勢で素早く疑問に答えなければ不信はつのるばかりだ。会計責任者の任意聴取の内容が報道される。精査が終わらないだけに疑問はつのるばかりだ。

 政治資金への疑問が高まっている。改革はされるだろうが、とりあえず行うことはこれだと思う。今回の還流で国民の常識から大きく外れている議員の常識項目を国民常識に改める法律を制定する。誰がやるでなく、立法府の知恵と力を示し、国民の政治不信を一掃して見せて欲しい。ドラマではないが2重帳簿の存在も任意調べで出ている。有権者が見守れば議員は変わるだろう。

 (今日の575) 裏金を集めにゃなれぬ政治家に
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お手伝いのこと

2023年12月18日 | 生活・ニュース

 定年退職を待っていたかのようにあれこれと手伝いを頼まれた。その初めは約100世帯の自治会長だった。なければいろいろ困るが毎日の生活ではそれほどの重要性というか必要性は感じなかった。任期を終えて感じたことは、地域を共同体として一つのまとまりに必要な組織だと思った。ただ、その仕事が自治体の下請け的な要素がかなり多いことも間違いない。自主組織ではあるが自治体からの依存度は高い。

 ほかにもいくつかお手伝いをしてきた、させてもらった。積極的だったり誘われての参加ではあったが、大方は楽しく過ごせ自分のためになった。世話が自己顕示的ある人には、相手も感じていたと思うし悪いと思いながらも、協調しにくかったことは、わが身に置き換えて参考にしている。

 こうした世話役を何十年もされた先輩が「引退できなくて困っている」としみじみ語られたことがある。「勧められるままに断れず長くやりすぎ、後継者がいない」ということだった。どのような組織でも後継を育てるのは必須のことだが、上手くいかないのだろう。

 10年余参加、いろいろ学ばせてもらったある団体のお世話を退くことになった。昨秋からお願いしていたが、後継者がおられ安心している。本来は続けたいのだが退く理由はここでは省かせてもらう。責任者の了解を得てのことは付記しておきたい。過去に実に嫌な作りごとを流された経験から。今日は最後の行事に参加、豪華な昼食で幕引きとなった。

  (今日の575) 感謝して憂い残さず退ける
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クリスマスの前

2023年12月17日 | 生活・ニュース

 今朝の市内アメダスの最低気温は11時ころの3度から下降、日付の変わる頃に零度になりそうで、予報通りで今季最低になる。朝8時すぎには雪が冷たい風に舞って寒さをさらに感じさせた。次の日曜日はクリスマスイブ、さらに1週間先は大晦日、今年も押し迫った。それまでにはいくつ必ず済ませないといけない用事があり、寒さはほどほどに願いたいものだ。

 TV情報でクリスマスのケーキ予約が、これまでより高い価格で好調という。1万円前後らしい。ケーキだけにあらずアルコール飲料も同じ傾向と売る側は破顔一笑。旅行も高額予約という、世の中は好景気らしい。年明けにこの余波が来るというのは市場アナリスト、いつまでも高額景気は続かないという予測。

 クリスマス飾りのひとつにリースがある。同年配の知人の女性は、こだわりの丸型リースを30個近く作ったという。都度アップされる写真は見事な作品ばかりだ。材料は自分の庭や友人からの届く花木や山野で採取した植物が使われている。「自然材のリースは、発想の転換という素晴らしい贈り物をくれます」いう。

 何度かブログで紹介した散歩道ぞいの出窓がクリスマスにかわった。大小数十個の飾り、中には手作りらしき飾りも見受けられるがどれも丁寧に飾られている。我が家は子どもから手が離れるころまでは小さなツリーとほどほどのケーキくらいのイブだったが、今は特別なことはない。インフルエンザの感性警報が県内でも続いている。気を緩めず年越しをしたい。

 (今日の575) 年取れば家事は早めに済ませおき
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親を探す子

2023年12月16日 | 生活・ニュース
 

先日のことです。あるスーパーで、そう3才前後の女児がきょろきょろしながら行ったり来たりしている。前にも経験した「はぐれた親を探している」のだと思った。声を掛けたが、親を探すことに懸命で呼びかけなど聞こえない様子だ。商品台より背が低く、高く積まれた商品が親を探す視界を遮っている。「迷子じゃないかと」と買い物中の女性も気を配っていたそうだ。

 買い物はいったん中止しそんな女児の後ろについて歩いた。なかなか親が見つからず、行ったり来たりを繰り返す。親も探しているのでは、と思うが客も多く目星はつかない。必死に親を探す子どもの真剣さが小さな背中から伝わる。店員さんに話し、店内放送がいいかな、そう思たっとき女児が急に振り向いた。

 見定めるようにして走り出した。私の横で走り寄ってきた女性にその子は抱きついた。母親だと状況から分かる。「よかったね」と声を掛けた私に「すみません」とひとこと声をかけ、子どもと話し始めた。迷子かと心配していた先の女性も「よかったですね」とほっとされた。

 たまにだが、迷子の店内放送がある。原因はちょっとした何かの隙だろうが、大事に至らないことを願うしかない。以前経験した時は、男児が店外へ駆け出したので止め店内放送を依頼した。この時、自動開閉の扉の良し悪しを思ったが、すっかり失念していた。年末に向けて商店の混雑は増すだろう、迷子が次の被害や犠牲にならないよう気をつけたい。

 (今日の575) 親捜す足取り早し迷い子の
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飼い主さ~ん

2023年12月15日 | 町かど

 週明けから寒くなるらしい。瀬戸内のこの地でも最低気温マイナス2度が予想されている。北海道や東北の皆さんには笑われるだろうが、この温度は極寒と感じる。経験から車の運転も歩く人も神経を集中し最大限の注意を車や足元に払う。凍結道で前方を歩いて来ていた人が転倒した。私は停車したが、転倒した人はスルスル滑って車の直前で止まったという経験がある。

 そんな寒さが予想されるなか暖かい張り紙を見つけた。散歩の通りの電柱に「あれはナニ」と思える張り紙が見えた。手製の張り紙には「猫を保護しています」のタイトルで、2匹の猫の写真が印刷してある。猫の特徴など、飼い主ならよく知っていると思う内容が記されている。猫を飼ったことは無いが、愛くるしい目をしている。

 飼い主のいない猫の保護活動をされている人のブログなどを見ると、飼い主と同じように親身な活動の様子がうかがえる。1度、知人の指さす先に置かれた段ボール箱に数匹の生後直後の子猫がいた。突然、カラスが舞い降り1匹を銜えて飛び去った。知人は珍しくない光景と教えてくれた。

 張り紙には保護してる人の名前と携帯電話の番号が記入されている。「この子の飼い主さんはいますか?」と最後に呼びかけてある。いい人に保護された猫2匹は幸せだ、猫は人懐こいと聞くが、いい人に保護されて喜んでいるだろう。最後までしっかり飼ってほしい、よく聞く声、ペットを愛でる人はこれを守ってほしい。

 (今日の575) 庭に来て臭うお土産置いていく
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どうなっているの

2023年12月14日 | 社会 政治

 国会とは「日本国憲法上、国権の最高機関で、かつ、国の唯一の立法機関。衆参の両院で構成し、両院は主権者たる全国民を代表する議員で組織する」。法律をつくったり、変えたり、廃止したりする「立法権」を、内閣は、国会が決めた法律や予算に基づいて実際の行政を行う「行政権」を有する。 
 
 そんな重責を担う集団が不信と不審で国民に大きな失望を抱かせている。それも金銭に絡む、あえて言うなら悪行としか思えない行為で起こしている。次第に隠し通せなくなり、中には派閥除名を覚悟で派閥上層部の声をマイクに向かって話す議員も出てきた。重鎮と言われる古株議員はいつ口を開くのだろう。

 臨時国会は昨日閉会した。報道では、東京地検特捜部が本格的な捜査に入るという。一有権者としてその捜査で悪行が解明されることを強く願っている。閉会直前の内閣不信任案に反対したのに「不信任案が否決されたからと言って信任されたわけではない」とした与党の発言がある。ではなぜ反対したのか説明が欲しい。議員の資質を疑いたくなり。

 それにしても巨額の金銭が裏金として動く。その集金方法も分配方法も使い方も、一般人の常識を大きく外れている。政治資金規正法の大穴が指摘されている。「規正」を「規制」に変えないと、政党のやりたい放題は続く。「収入」・「支出」とも1円から記録し領収書を出し、現金のやり取りは禁止、こんなことを思いつく。政治家の金銭にまつわる取り締まり強化は今からすぐできる、国会は立法権を持っているから。

 (今日の575) 政治家の集金術は闇の中
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停止表示版の使用

2023年12月13日 | 生活・ニュース

 マイカーを乗り始めて50数年になる。何台目かの購入の時にディラーが「これを使用することの無いように運転を」とサービスで渡してくれたのは「三角表示板(停止表示板)」。以降、何台か買い換えたが、そのたびに申し送りのように表示板を箱ごとトランクルームに収納してきた。幸いなことにこれを使うことはこれまでなかった。

 事故現場などでは何度か見たことはあるが、先日、他人様のために初使用となりトランクルームからその姿を初めて現すことになった。道路左側の側溝に左前輪を脱輪した軽自動車に出会った。ドライバーに怪我はなかったが前輪は側溝にすっぽりはまり込んでいる。居合わせたドライバーが降りて覗き込むが、3人ではどうしよもない、ということでJAFに救助依頼をする。

 さすがプロ、状況確認し車載の装備を使い10分ほどで引きあげた。バンバーは破損したが運転には支障ないことがわかりほっとした。救援作業が終わるまで、私ともう一人が停止表示版を前後に置き、片側1車線の通行車両に注意を促した。

 ふと思ったのは訓練や練習の必要性。1度、停止表示版の開き方を自学習していた。そのためか、後で思えば思わぬ速さで準備できた。気づかなかったが、停止表示版を入れた段ボール製の箱は擦れたようで傷んでいた。何十年か、トランクで揺られ揺られた挙句の姿に「すまぬ」と思わず出た。補修をしてみよう。

 (今日の575) みんな持て赤の三角事故防ぐ
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13杯目で空

2023年12月12日 | 生活・ニュース

 晩酌、父は近くの醸造元で買う、と言っても家族の誰かが1升瓶を持参して量り売りを買っていた。私にも子どもの使いで瓶を持って買いに行った経験がある。その指示は母からで父の指図は無かったと記憶する。そこの店頭には今風でいう角打ちでも飲めるようになっていた。夕方にはいつも仕事帰りの風の何人かの男性が並んでいた。

 父の晩酌は2級酒をガラスコップ1杯だった。美味そうに飲む姿を作文に書いたことがある。私は社会人になって3交替勤務のため晩酌など食事中に酒を飲むことはなかった。したがって父の存命中に父と晩酌を交わしたことは無い。会社員後半は仕事での飲酒が多く晩酌はしなかった。それは定年後も続いている。

 晩酌はしないが、現役時代から今に至るまで時たまウイスキーを薄めて飲んでいる。年金生活になり現役時代の高値の銘柄は遠ざかり求めやすいものになった。それでもコロナ以降大幅高になっている。今は毎週日曜日の夜、夏は氷、冬はお湯割りでゆっくり飲み、1週間の区切りとして気分転換を図っている。

 以前にも書いたがボトル1本が開栓から12~13回で空になる。注ぐ量は毎回目分量。直近の瓶は9月17日開栓と記している。先日、13回目の日曜飲みで空になった。何年もこのペースは変わらず続いている。このペースだからか、医者からアルコールについては一言も言われたことは無い。そのくらいなら止めたら、と言う口添えはあるがNOを通している。
 
 (今日の575) 目分量年月重ね誤差わずか
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