仲間と楽しむ今年最後の農園作業の日。盆地は濃い濃霧に見舞われ減速気味で車を走らせるとい久しぶりの霧だった。この日のメイン作業は収穫。畑周辺の草は世話する人が事前に草刈り機で処理されている。
一足早く着いた2人で、大根の収穫を始めた。よく出来ている、そんなことを話しながら抜く。そこへ乗り合いでついた一人が大根を見て「どこから持ってきたの」という。今抜き取ったばかりと説明すると「ひぇ~、スゴイ」と驚いて素っ頓狂な声で喜び、みんなを笑わせた。幸先いい作業開始の合図になった。
収穫は大根、蕪、ニンジン、ジャガイモ、サト芋、春菊、ネギ、ホウレンソウなどなどとよく育った作物を収穫した。記念と証拠の写真を撮ったら、各自が必要なものを持ち帰る。これも作業の楽しみ。手を洗い、少し早めの昼食は手作りのテーブルに差し入れの10数種類の豪華料理が並ぶ。これも毎回の作業日の楽しみになっている。
ちょっとそれるが農園の横を通る国道はツーリングで賑わう。しかしこの日は違った。100台近いバイクの暴走集団が戦闘機のような大轟音を響かせ通り過ぎた。どこからやって来た暴走集団か不明だが、静かな盆地には似つかない。映像では見ているが、その音以上に激しい、乳幼児や病人には大きな害を与える。ほどなくして警察車両4台がサイレンを鳴らし猛スピードで追っていった。
(今日の575) 土付いた収穫品を妻は待つ