日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

今年最後の収穫

2023年12月11日 | 生活・ニュース

 仲間と楽しむ今年最後の農園作業の日。盆地は濃い濃霧に見舞われ減速気味で車を走らせるとい久しぶりの霧だった。この日のメイン作業は収穫。畑周辺の草は世話する人が事前に草刈り機で処理されている。

 一足早く着いた2人で、大根の収穫を始めた。よく出来ている、そんなことを話しながら抜く。そこへ乗り合いでついた一人が大根を見て「どこから持ってきたの」という。今抜き取ったばかりと説明すると「ひぇ~、スゴイ」と驚いて素っ頓狂な声で喜び、みんなを笑わせた。幸先いい作業開始の合図になった。

 収穫は大根、蕪、ニンジン、ジャガイモ、サト芋、春菊、ネギ、ホウレンソウなどなどとよく育った作物を収穫した。記念と証拠の写真を撮ったら、各自が必要なものを持ち帰る。これも作業の楽しみ。手を洗い、少し早めの昼食は手作りのテーブルに差し入れの10数種類の豪華料理が並ぶ。これも毎回の作業日の楽しみになっている。

 ちょっとそれるが農園の横を通る国道はツーリングで賑わう。しかしこの日は違った。100台近いバイクの暴走集団が戦闘機のような大轟音を響かせ通り過ぎた。どこからやって来た暴走集団か不明だが、静かな盆地には似つかない。映像では見ているが、その音以上に激しい、乳幼児や病人には大きな害を与える。ほどなくして警察車両4台がサイレンを鳴らし猛スピードで追っていった。

 (今日の575) 土付いた収穫品を妻は待つ
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小さな蜜柑

2023年12月10日 | 生活・ニュース

 蜜柑・ミカンは初冬の季語になっていて、冬を代表する果実のひとつ。ミカンが甘くなるのは寒くなってからになる。昔、同僚の実家のミカン山へ連れだって出向いた。ここは潮風のあたる斜面で、美味いミカンが生っているという案内に、出荷用のミカンはやっぱり美味い、と採り放題食べ放題で過ごしたことがある。

 店頭に並び始めたが実が小ぶりというより小さい、直径が数㌢あるかないかくらいの品が一袋単位で並んでいる。今年は雨が少なく日射が強く成長が思わしくなかった、ということらしい。小さくても味さえよければ我が家はかまわない。産地を変えて購入してみたが、幸いかなどれも我が口に合った。ただ色の違いはどこから来るのだろうか。

 小さなミカンでも存在感を感じさせる。小さくても「山椒は小粒でもぴりりと辛い」、山椒の実は小さいが非常に辛いところから、身体は小さくても、気性や才能がひじょうに鋭くてすぐれていることのたとえとして使われる。対語として「独活の大木」がある。政治家にも山椒のようないい意味での御仁が出て欲しい。小粒ではない政治家に大きな動きがありそうだ。

 小さい、身長の低い私は、背の低い方から背高順に整列するといつも前から2、3番目くらいだった。高くなりたいと「前にならえ」で手を挙げるたびに思たことを思い出す。小さなミカンの気持ちが何となくわかる。背の低いことをチビという、いまは禁語だろうか。

 「今日の575」 蜜柑しる肌にいいよと顔に塗る
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養生してから

2023年12月09日 | 社会 政治
 

 先日、小さな工事、伸縮性の門扉を取り付けた。基礎作りから設置完了まで足掛け2日かかった。工事を終えたところで「特製品なので3日ほど養生してから使用ください」と告げ動かぬように処置した。その訳は、支柱を支える基礎部分のコンクリーが完全に固化するまで、使用しない方がいいということだった。

 養生、広辞苑では3番目の説明で「土木・建築で、モルタルや打ち終わったコンクリートが十分硬化するように保護すること」とある。工事というほど大それた内容ではないが、これから長期間使うので数日の空白に何の支障もない。それよりも雨の降らないことを願っている。

 新聞もTVもこのところ政治資金パーティー券問題で、安倍派(清和政策研究会」のパー券還流がにぎわしている。かたくなに説明を拒む官房長官の更迭浮上が昼のニュースのトップになった。あの答弁では還流しているとしか思いつかない。あのNHKが10人近く名前が挙がっていると報じた。これでは岸田総理も弁護出来ないだろう。

 思うに、多くの議員が家業のごとく2代3代と受け継ぐ。あわせて課税を逃れ裏金の千万円単位のかねも引き継ぐ、庶民の生活実感など露ほども経験しないで議員、それも国会議員になる。政治感覚の疑わしい集まりになる。議員としての素養をしっかり養生し、それから出馬すべきだ。有権者はよ~く見極めなければいけない。

 (今日の575) 確申はちょっとのミスも見逃さず
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戦はごめんだ

2023年12月08日 | 社会 政治

 購読2紙に載っていて目に付いた読者の投稿。「ニイタカヤマノボレ 知らぬ世代になった 高齢男性」「母は子ために馬車馬のように働き、苦労を重ねた 88才 女性」「自分たちが縫製した軍服を着た軍人さんよ 皆無事であれと 祈りながら見送った」、それぞれ前後に平和を願いながらの状況が記されている。

 昭和16(1941)年12月8日早朝、真珠湾攻撃を命ずる「ニイタカヤマノボレ1208」という開戦の暗号電文が、連合艦隊旗艦の戦艦長門から発信され第2次世界大戦が勃発した。発信は広島湾に面するここ岩国の沖合にある柱島周辺だったという。この海域には多くの艦船が停泊し柱島泊地といわれた。

 統治や植民地という時代は過ぎたが、いまも戦の火種は地球上には多くある。ロシヤのウクライナ侵攻に続いて起きた中東の問題は連日報道されている。ガザ地区の様相は地域の全面破壊に思え、停戦後の再興が叶うのか疑われる。いづれの地域の争いは長期にわたっており、決議はするがその効果の現れない国連の無力さを寂しく思っている。

 経済も教育も、地球上のすべての働きの基礎にあるのは平和がある。世界の指導者も国民も戦争を知らない、経験のない人が多くなった。核兵器廃絶をはじめとする世界平和へ貢献するのは世界で唯一の被爆国たる日本だと思う。武器で世界の平和や安泰を語るのではなく、武器を捨てて平和を創造するよう世界の為政者に望む。被爆地広島選出の岸田首相への期待は大きいのだが。

 (今日の575) 核禁の鍵を預かる日本国
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小さな工事でも

2023年12月07日 | 生活・ニュース

 車庫のゲートをリモコン操作で開閉できるようにしていた。天候に左右されず乗車のまま出入りできる便利ものとしていた。建築業者が「高いですよ」と一考を促してくれたが、新築の勢いで取り付けた。およそ30年近くになるが、便利さに満足していた。メンテナンスを怠っていたためか、リモコンでも手動でも開閉が不能になった。

 開閉部分だけ取り外し常時出入り自由にしていた。物騒に感じていたがそれにも慣れていた。放置したもう一つは、免許証返納もそう遠くないなどと決めつけ、修理しない問い合わせへの言い訳にしていた。最近、ポリスメールで地区管轄の交番管内でも窃盗事件のあることを知った。囲えばいいというものではないが、解放はよくないと思い門扉を検討した。

 不調になったリモート式ゲートは再利用が難しく新設になる。調べてもらうと年金生活者には不釣り合いな造作になるので、手動の伸縮門扉を取り付けることにした。発注は「高齢者が日常で困ったことを手助けする、その時は年金への負担が重くならいようにサポートする」業者にした。

 小さな工事なのでさっさと終了と思いきや、それなりの工程があり、見ていて面白く楽しい。小さな工事なら小さいなりの道具が揃っており、手際よく進む。ちょっと特注の個所があり出費は膨らむが依頼通りに完成した。仕事後の片づけや掃除の完璧さは「高齢者向きの仕事をする」業者の意が通じていると分かった。

 (今日の575) 頑丈は自在門扉に頼んだぞ
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「見張られる」と「見守られる」

2023年12月06日 | エッセイサロン
2023年12月06日 毎日新聞「みんなの広場」掲載


 11月24日本欄「お隣さんのありがたみ実感」を読み、ある待合室で聞こえてきた年の離れた女性2人の会話を思い出した。会話は「隣の人は、私か困っているとすぐ声を掛けてくださるよく気のつく人で助かっている」。そんな内容だった。一方の若い人が「それじゃあ、見張られているよう」と心配そうに聞く。取り方によってはそう感じる。
 年配の人は「私は見張られているのではなく、高齢の一人暮らしとして優しく見守られていると思っているの」と話す。話し方には心から隣の人に感謝している気持ちが感じられた。
 「見張られる」は、悪いことをしないかと監視されている、「見守られる」は、無事であるように気をつけてもらっている。そこには大きな違いがある。だから、よく気がついてくれる人へ感謝の念が自然にわき、それが隣の人にも自然に伝わるのだろう。こうした関係が広まれば高齢者も安心できる街になるだろう。
 
 (今日の575) 思いあう心通じた街となり
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天気予報

2023年12月05日 | 回想

 「各地の気象情報をお伝えします」。これに続いて地名・風の強さと方向・空模様・気圧・温度などを伝えていた。天気予報では県庁所在地が中心に晴れるでしょう、曇りでしょう、雨でしょうと最後に「でしょう」という推測の言葉が必ずついていた。

 これはTVの天気予報を見ながら、ラジオ放送を聞き参考にしていた頃の気象情報の記憶を絞り出し、こんなだった「でしょう」と書いてみた。祖父らは気象情報の時間に家で騒いでいると、静かにせい、と大きな声を出していた。現在のTV放送の予報画面を見たら、祖父は神の声かと思うだろう。台風進路は東経と北緯の地図の上で確認しながら聞いていた。

 北東側の屋根を霜が白く覆っている。2時間も経たないうちに霜は消えた。霜が降り降り始める日は霜降(そうこう)と言うが、これは10月下旬だった。秋の気配を遅らせる暑さが続いていたがようやく冬らしくなった。今は霜も風も雪も雨も雷も、竜巻に波浪なども宇宙からの映像で示される。地図で台風の位置と進路を確認にしたことなど大昔のことになった。

 気象予報士あるためには非常に難易度が高い国家試験に合格しなければならない。合格率は100人受験した場合5人くらいという。この人らがTVに登場している。解説図が良く理解できる人、複雑すぎる人、映像に凝っている人、ウロチョロする人などいろいろだが、予報精度はよくなっている。どこまで進歩するのだろうか。

 (今日の575) 予報官電波集めて予報出す 
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御菓子司 昭和堂

2023年12月04日 | 町かど

 今朝の購読紙コラムに知人の投稿が載った。久しぶりの掲載と思うが、読みながら、我が家から歩いて数分の所にある和菓子店だと分かった。店は「御菓子司 昭和堂」、子どものころから知っている店で、創業は昭和元年(1926年)というから店名に歴史を感じ、間もなく100周年になる。

 昔の記憶では、城下町時代の名残ある通りに店構えだった。今は入店しやすい洋風の店舗で店主は3代目という。子どもころには、こうした店舗の商品を手にした記憶はない。菓子といえば、TVではよく紹介される浅尾菓子店の品だった。父が心安くしていた店で、1斗缶に入ったせんべいなどを買ってきていたことを思い出す。

 錦帯橋界隈が市の中心を担っていたころの商店街はほとんどでシャッターが降りているが、菓子店としては昭和堂さんと風月堂さんの2軒で商いが続いている。昭和堂さんにはカフェもあり和洋の菓子がいただける。今ならカタカナやローマ字書きの店名になるかもしれないが、城下町の名残のごとく和名の店舗名にほっとする。

 私はケーキをあまり好まないので自ら求めて口にすることも無い。お茶やコーヒーと一緒に出されるケーキ類は、お断りをして手を付けないでおくことがよくある。だが、和菓子ならお茶であれコーヒーであれいただける。1度、和菓子の技芸に驚き眺めていたら「お嫌いでしたか」と問われたことがある。和は心を結んでくれる。

 (今日の575) 和の心菓子の飾りに四季感じ
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山の頂・山頂

2023年12月03日 | 生活・ニュース

 湿度が低く、澄んだ小春日和の日、高い位置にある道路から眺める遠景はスカッとして気も晴れる感じがする。鉄塔のすぐ左は休止になった可燃物処理場、その左は高校、鉄塔右側の奥に建つ大きな建物は国立病院機構で市内医療の中心を担っている、市民の健康には欠かせない施設だ。

 写真では見えないが、ほかには消防本部や公園、運動競技場などの施設がある。また、米軍の空母艦載機の移駐に伴って米軍用の広大な住宅もある。いずれも、地元では知られた神社一帯が宅地として開発されたが、いきさつがあり公共施設が建ちならんだ。平地が無ければ山を切り開く、宅地不足を解消する一つの方策として定着した。

 市内北部では太陽光や風力発電の施設が建設されたり計画がある。廃棄物の埋め立て計画もある。すでに汚染水で稲の耕作を見送った農家もあるという。山頂の原生林を切り開き、設置場所と工事用道路を作ることも計画されている。どれも上水となる河川の支流にあり、将来の飲料水への影響が心配されている。施設はいつかは止まる、その時の対策は何もない。

 「煙立つ民のかまどは賑ひにけり 」は仁徳天皇の逸話。高い位置の道路から下を眺めながら思い出した。上から目線での物言いも困るが、煙の下の実態・実相を知っての施策を進めなければ何も良くならない。減税を可としない世論はその一例だろうと思う。高きに立つ人は権力を欲しない人がいい。

 (今日の575) 威張らない高位高官皆が支持 
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AIと交信

2023年12月02日 | 生活・ニュース
 

 ある人のブログに、自作の俳句についてその評価をAIに問うた記事があった。瞬く間に評価と添削しあれこが返信された。添削についてあれこれ交信すること数回、自作の俳句に血が通い始めた感じになり、AI有難うで交信を閉じた。そうか、そんなやりとりが可能なのか、面白いと思い、試してみた。添削して欲しいと送った575は「取説のカタカナ文字を減せないか」。

 待つ間も無く届いた。AIは意外な結果や間違いをが起こる可能性がります、という断りに続いて「これには季語が無いので俳句ではありません」。厳しい採点が帰ってきた。続けて俳句とは、のかなり長い解説が続きAIの創作した句が2例届いた。時間はほんの僅か、いくら上手人でもキーの打ち込みではこうはいかない。

 申し訳ない、あれは川柳ですと送信。「あなたは川柳創作のセンスがあります」こんな内容で褒め、やっぱり川柳ついての解説が続き、カタカナ文字は仕方ないような解説もついた。いやいや、センスを評価されるとは思ってもいなかったことだ。以前、川柳が趣味の知人から、もう少し深読みした内容でないと「作品」とは言えない評価を貰っていたので、それよりは進歩したかとにんまり。

 今年の目標の一つに、購読紙の川柳欄へまずは投稿することとしていた。合わせて十数句投稿した。そのうちの1句が紙面に載っているのを見つけたときは、何か明かりが見えたように感じた。とにかく目標の第一歩は踏み出せた、わずか17音字だが続けるぞ、そう思った。昨年の元日から、1日も欠かさず1句書き残している。AIはよくわからないが遊びとしては面白そうだ。

 (今日の575) 恥じないで問える相手はAIだ 
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