日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

今年最後の墓参り

2023年12月27日 | 生活・ニュース

 我が家定例の家事になっている墓参り兼掃除、暮でもありいつもより少し早めに済ませる。車で墓のそばまで行ける。今日は少し早めに出たので最も墓に近い場所に駐車できた。気温は8度くらい、風が無く、南向きの斜面には日が当たり寒くはない。

 今年最後の墓参り。掃除を始めてしばらくすると何人かの人が声をかけて墓参りに見える。今日は、受刑者で引き取りての無い人が葬られている墓地にも掃除される人が参られていた。子供のころ頃からずっとこの位置にある。かなり前になるが墓石が新しくなり周囲も整備され、弔いの場にふさわしくなった。

 「風が吹かんので温いですのう」、こういって声を掛けられたのはたまに出会う高齢の婦人。この方について墓地での挨拶だけで何も知ることはないが、腰を曲げて杖をつき、背負袋(リックサック)には供花がのぞいている。ここは車で来ないと難儀な墓地、付き添いの人は見えないが、どこから歩いてこられたのだろうか。

 墓参りすると、畑仕事をされている良く出会っていた旧知の人に出会わなくなった。私より6才年上だが、昔から仲間内のひとりのような接し方をしてもらっていた。直近の出会いで「出かける先は医者だけ」と話されたことをふと思い出した。今日は、日がさし風が無く温いので出会えれば立ち話が弾んだろうとおもうが、畑の方からは何の音も聞こえてこない。お元気だろうか。

 (今日の575) 参拝の途絶えた墓石草の陰
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする