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冬至、ゆず湯に入るといい。子どものころ住んでいた付近の家々では「冬至にはカボチャを食すると風邪を引かない」、ということで食べた。我が家では今もそれにならっている。ただ、カボチャは夏に知人からいただいたものを今日のために保管していた。保存性の高いカボチャは昔の人の経験と知恵から引き継がれたという。
列島は「強烈寒波」に見舞われている。北海道、東北、北陸、山陰など各地の豪雪との戦いを映像で見ている。高齢の人が「今年は格別」と言われるくらいの大降雪、交通手段がストップし生活にも支障が出ている。裏金でぬくぬくしている人らはこうした街の様子をどう見ているのだろう。
この寒波、予報士の責任ではないが、伝える予報士はすまなそうに映像で詳しく説明する。ところが今朝の予報で予報士の明るい高い声が久しぶりに聞こえた。それは「暮れから年明けは暖かくなります」。誰もが喜ぶ予報だ。特に、全予報地点の元日は全部に晴れマーク、「初日の出が見えるでしょう」が実現しそうだ。
これなら帰省の混雑が緩みそうだ。コロナ第5類移行で往来は活発になっているが、インフルエンザの感染は警報級で、せっかくの帰省、感染対策を忘れないように。今朝の市内の最低気温は7時30分頃マイナス2.9度(アメダス)、雪は星空の下で超チラチラ、瀬戸内の穏やかさには感謝しかない。
(今日の575) 風に舞う積もらぬ雪も風情あり