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旧県庁舎

2023年10月07日 | 社会 政治

 何度も車ではそばを通っているのに歩いて正面から眺めたことはなかった旧県庁舎(国の重要文化財)。建築物として高い評価を得ていることは聞いていたが、初めて眺めた。大正時代を感じる。その右側に旧議会堂が並び建つ。同敷地内背後に現在の県庁舎(写真背後の左)がそびえ、県政の中心を今も誇っているようだ。この近代行政建築についてこんな説明がある。

 後期ルネッサンス様式を基調とし、細部意匠に日本及び東洋の手法を取り入れた独創的なデザインが見られ、大正時代を代表する洋風建築。設計は、当代を代表する建築家である武田五一、大熊喜邦の二人が担当していて、明治期以後の近代建築の展開を考える上で極めて重要な建築といる。現在、旧県庁舎は県政資料館として、旧議事堂は議会資料館として、一般に公開されている。

 余話。県政資料館横を歩いているとき2人の男性職員が出て、歩いて議会資料館の方に向かった。私はそのまま旧県庁舎を撮って、旧議事堂を撮ろうとその正面に立った。旧議事堂の右端で先ほどの2人が立って喫煙中だった。そこは敷地のはずれで職員の勤務場所から少なくとも目測50㍍くらい離れている。そうか、禁煙対策でそうなのか、納得しながらも貴重な勤務時間がかなりのロスだが、断ニコチンでイライラよりはいいか、喫煙していた大昔を思い出した。

 2022年の山口県の高齢化率は35.2%(全国平均29.0%)で全国3位。一方で総人口は減少続きで8月1日遂に130万人を割り込むなど大問題を抱えている。これからは方向転換して県民優先の県政を望む。

 (今日の575) 活気生む県を作るは知事にあり
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