日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

来秋への備え開始

2023年10月30日 | 自然 季節

 「来年のことを言えば鬼が笑う」ということわざがあり、年末近くなると笑いながら来年の話をする。聞く側も笑いながら相槌を打つなど和やかな関係を作る。「未来を予測することは出来ないというたとえ」また「先のことは当てにできない」、そんな意味で使われる。未来のことを言えば烏が笑う、類似もあるそうだ。

 今、国会論戦でも紙面でも増税めがねから派生した「減税と還元」が大きく取り上げられている。減税について、その実施は来年の6月からという。6月は課税所得が確定し各種税額が決まる時期でもありつじつまが合う。SNSで「総理、鬼に笑われないようにして下さい」という約束を促す書き込みを見た。今の物価高には間に合わないし、単年度の減税では意味がない。

 今日のタイトルは「鬼に笑われない確信」があって書いた。今年も8月末にリコリスが芽を出したことを書いた。それから次第に咲き始め、猛暑は続いたが暦で夏が終わる頃に咲き終わった。例年より花が少なかった。猛暑のせいだと慰めていた。次の花の準備のため必要な新しい葉が生えるか心配していた。

 心配することはなかった。今月中頃から葉が覗き始め、花の咲かなかった球根からも生えてきた。これから重要な役目を担って来春まで活躍する。役目は花の咲く養分を球根へ送るという養分補給をする。それが終わると自然に枯れて姿を消す。来秋の彼岸花の咲くころ、球根は蓄えた養分で花を咲かせる。花は葉を、葉は花を見ないが繰り返しで子孫を繋いでいる。

 (今日の575) 愛思うなれど出逢ぬ相思花
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