日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

紅葉あれこれ

2020年11月15日 | 地域

 「このところの冷え込みで紅葉が進み見頃です、とローカルTV局も域内の名勝を紹介する。さすがにプロの撮った映像は構図と色合いは素晴らしく見栄えがあり、足を運んで見たい気にさせる。映像を見た後で構図だけでも参考にならないかと出かけた。市内の紅葉どころはひと目で観光客と分かる人の多さに驚く。これもGoToキャンペーンの影響だろうか。

 カメラを3台持参している人の撮り方を見ていると「今年は全体的に葉の色が悪い、気候のせいか艶がない」という。先日も紅葉を撮っている別のカメラマンからも似たような話を聞いていた。紅葉した、だけでは作品にならない、この1枚と取り組む人の観察眼は環境の変化をも見抜いている。

 「何処から来たのか 飛んで来た木の葉 くるくるまわって くもの巣にかかり 風に吹かれて ひらひらすれば くもは虫かと よって来る」という童謡がある。この蜘蛛の巣に掛かった木の葉に出会えないか、こんな幼稚なことをこの季節になると以前から思っていた。運が向いたのか、長く抱いていた願いが届いたのか、小さ小さなモミジの葉が蜘蛛の糸に絡まりゆらゆらゆらゆらしているのを見つけた。何とか撮れた。

 紅葉を代表する代表的なものは楓、櫨、蔦、柿、桜、銀杏などがある。葡萄の紅葉も美しいというが見たことがない。紅葉の色合いはそれぞれだが、私は櫨の赤色が最も鮮やかと思う、それは遠くからでも見分けがつくことでわかる。毎年撮っていた櫨、最近は竹林の浸食で、その姿は笹の葉に隠され撮れなくなった。紅葉の風景も管理しなければ様変わりしてくるようだ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする