日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

勤労感謝の日

2020年11月23日 | 生活・ニュース

 一年で最後の祝日となる勤労感謝の日は1948(昭和23)年に制定された。「働いている人に感謝する日」と思いがちだが、法の目的は「勤労をたっとび、生産を祝い、国民たがいに感謝しあう日」が趣旨となっている。「仕事をたっとぶ、大事に尊重するものとして重んじ、その成果を喜び、みんなで感謝しよういうこと」と解説がある。

 社会人となって40年余、経済の大きな波風に揺られたこともあるが、職を失うこともなく無事に定年となって20年が経つ。コロナ禍で仕事を奪われ、その復帰が見通せない人々、商いを失い又はそう悩む多くの人々のことを思いながら、仕事が続けられたという諸々の事々に改めて感謝の気持ちを持たねばと思い直す。

 新嘗祭が勤労感謝の日に変わって72年、働き方は大きく変わった。これからの将来の仕事の姿はどうなるのだろう。もしかしたら人工知能(AI)が人間の知的営みを行うことになるのだろうか。現にAIは身近なところで登場し活用されており人の職域に進出している。AIの進歩は仕事への尊びや成果への感謝のあり方が変わるのだろうか。

 勤労とは「心身を労して勤めにはげむこと。一定の時間内に一定の労務に服すること(広辞苑)」「自分の務めとして働くこと(新明解国語辞典)」とある。社会貢献のために働くという人もいる。私は生活のため生きていくために働いた、それが正直な気持ちだ。そのためには真摯な姿勢で務めたと思っている。だから定年まで働けたことは有難かったと感謝している。
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