宝くじ、良く買う人が、買わないでとやかく言う人に浴びせる常套句は「買わなきゃ当たんないんだよ」。だけど、買ったってぜったいにあたらないんだな、これが・・・。だから一番賢いのは「宝くじ 見ない 買わない 夢見ない」。これはある雑誌の別冊付録で「職場の緊張閑話 人生わりきり心得帳」の一節。
年末ジャンボ宝くじの発売が始まった。大みそかまでの大きな夢と希望を抱かせる。しかし、8月に抽せんがあった「サマージャンボ宝くじ」で、沖縄県那覇市から当選が出た1等(5億円)と1等前後賞2本(2億円)の計7億円が11月半ばになってもまだ換金されていない、という報道があった。ズボンのポケットに残っているのではなかろうか。
宝くじで「10億円当たったらどうする」というと問いかけに躊躇なく「すぐ仕事を辞める」。普通の庶民生活では辞めなければ使い切れないかもしれないと思う。それは、仕事の関係で10億円あまりの現金を目の前にしたことがある。その現金の山を思い出しながら、ありすぎても使うことに苦労するだろうと思ったことを思い出す。
ある時期、交替職場でグループ買いをしていた。10番違いで1等が外れたことがある。当選金額は忘れたが、「当たらなくてよかった、何も変わらなくて」といいながら残念会をしたことがある。1等10億でなく1億にすれば喜ぶ人が増え、売り上げも増えるのではないかなあ、何年も購入していない者のひとり言。
(今日の575) 酔っぱらい買ってはならぬ宝くじ