ある兼業農家の人。今夏は猛烈な除草作業で日が過ぎたと話す。ガソリンを3回も4回も満タンにして、草刈り機を動かした日もあったという。高齢農家の人の除草にも手を貸したというから、おおかたの想像は出来る。雨量は少なかったが何故かよく伸びたのだろう。
そんな除草した草を市街地では燃やすことはできない。庭の除草くらいなら燃えるごみの日に所定の袋に入れ出してある。しかし、広い畑ではそういう訳にはいかない。散歩の道ぞいにある畑の例。写真のような穴が掘られている。そこに刈り取った草や枯れ葉など肥になるものが投入され時を待つ。
時期がくれば埋め戻しそこで耕作を始める。埋め戻した跡が写真に2カ所写っている。したがって全体は広い農地だが、ひと畑の広さは畳何枚かというくらい、だがいつも瑞々しくよく育っていのは窪みの影響かもしれない。ただ、農業を生業とする方には無理な農法だと思う。
月に1度の仲間との農作業も春から秋までは除草も作業の一つ。抜いたり刈った草は植わっている野菜などの根元に敷き詰めて、次の農作業日までの畑の乾燥を遅らせるようにしている。しかし、今夏の乾燥は異常だった。クマは出ないが猪は畑の様子を伺いに出ている痕跡はある。今年の畑作業は12月の1回、冬用野菜の収穫を楽しみにする。
(今日の575) 雑草と一つにするな名はあるぞ