日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

何だろう

2020年07月12日 | 地域

 久しぶり散歩に出た。ときおり大粒の雨がパラパラと遠慮そうに降ったが歩くことをやめるほどではなかった。雑草が一段と背を伸ばして十分なお湿りを喜んでいるようだった。さすがにぬかるんでいる農園で作業をする人は見かけなかった。その代わり黒い客が何十といた。

 歩きながら、カラスの鳴き声が妙に耳に入る。見上げると大きな木の葉陰で何羽も鳴いている。カメラをズームアップし写そうとしたら、反対側に飛び立っていった。まるで見張られていたような気がし、何でと思った。さらに歩いていくと、雑草の向こうの畑から黒い塊のようにカラスが飛び立ち、近くの電線に3蜜を避けるかのように数羽単位に分かれて止まり下界を見下ろす。

 恐怖まではいかないが、畑周辺は私一人、何か不気味な感じがした。彼らの行動の邪魔をしたわけではないので、攻撃されることはないだろうと思うが、カラスではあるが上から見下ろされる感じはいいものではない。しかし、畑で彼らは何をしていたのだろうか。もしかして、このところの長雨で餌に困って、雨の合間に畑荒らしをしていたのだろうか。

 増水で錦川中州のススキや雑草は押し倒され、上流からの流失物がそこここに引っかかっている。いつも聞こえていた野鳥の声は全く聞こえない、彼らの巣は流失したと思うが、飛べる野鳥は避難したのだろうか。梅雨前線は横たわり続け、北上する気配はないが、減水したらまた戻ってきて棲家を作り声を聞かせてほしい。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする