日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

虫が良すぎるか

2019年12月29日 | 生活・ニュース

 新聞社のネット公開記事(電子版)をパソコンで読んでいる。何紙も購読できない者には大助かりだった。ネットの便利さ、公開社の懐の深さに感謝しながら数紙を購読料無払で愛読?させてもらっていた。一部でID登録の要求をされたが、特別に疑義は無かった。やがて全紙がそうなった。

 いつからだろう、記事の途中で有料会員かID登録者でないと閲覧できなくなった社もあるがそれは仕方ないだろう。その後、有料会員以外は閲覧できなくなった社もある。たまたまネットで読んでいた新聞だけかもしれないが、記事が佳境になるころ「ここからは有料会員限定」となる。残念だが進めない。

 文字離れが社会問題化する世になり、新聞の購読も減っている。2000年には1世帯あたり平均で1.13部発行されていたが、現在は0.66部で、4割も減少、新聞社の苦しい経営状況は素人ながら推測できることから、無料購読のサービスには限界がある。読むなら読者になってよ、ということになる。購読紙では一切の制限なしに電子版記事が読める。

 月に2度か3度くらい図書館へ行っている。その時、新聞・雑誌閲覧室で購読紙以外を読む、というより目を通すくらいだが開いている。空調のきいた閲覧室の利用者も多く、私と同類の方もおられるのではと思っている。「家で新聞を取っていないので時事問題が解けなかった」という中学生の声を読んだが、将来に不安を残す社会問題のひとつではなかろうかと危惧する。くる年も忖度や偏向の無い紙面を待っている。
コメント
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