日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

ONE TEAMの次

2019年12月03日 | 社会 政治

 その年話題になった言葉に贈られる、本当は長い冠が付く賞だが、略して「流行語大賞」という。その今年分は「ONE TEAM(ワンチーム)」が選ばれた。誰も異存の無いところだ。ほかの大賞の大方はなるほど、と気づくが「#KuToo」は?だった。先ほど、職場でのハイヒール強制を止めさせるよう厚労省へ要請というニュースで内容を知った。

 毎年、流行語大賞は決まってから「そうなのか」と思いながら、社会の一面だとしる。先日、数人で雑談をしていたら「流行語大賞は『「ワンチームで』で決まり」と世間通の一人が断言した。その通~りになった。「来年は『桜を見る会』これ以外にない」たいそうな自信をもって言う。招待されない者のひがみだ、と笑いながら茶化したがそうあって欲しい気持ちはした。

 「桜を見る会」は60年以上続く総理大臣主催の公的行事。八重桜が見ごろとなる4月中旬に新宿御苑で税金を使って開かれる。会への招待者は「各界において功績、功労のあった方々を招き日頃の労苦を慰労するため」という。ところが、招待者推薦人と招待者について不可解な内容が次々と出ている。報道だけ見ると、招待側に何か後ろめたさのあるような感じがして、忖度や隠蔽が相変わらず続いている思いを強くさせる。

 総理は「国会が求めれば丁寧に説明する」といつもの口調で姿勢だけは示す。国会の与党は説明の必要なしとするが、その理由が分からないまま、年明けの通常国会まで解明は伸びた。ワンチームが喜びの大賞なら桜を見る会はその逆の現象になるが、つらいことを超えるためには重要な糧になるかもしれない。
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