日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

明るい歳末に

2019年12月12日 | 社会 政治

 「花火は夏の夜の風物詩」、この句に誰も異存はない。ある年末の宴席で「飲酒取り締まりは冬の風物詩」と、当人は洒落のつもりと弁解したが、風物詩にあらずと一蹴された。その中にいた一人がある年の年末、自転車飲酒運転で一晩警察のご厄介になった。歳末の飲酒運転取り締まりのニュースを見ると古い話を思い出す。

 地元紙に載った「お酒を飲んで自転車に乗るとレッド」という全面広告、カープの球団色レッドに懸けている。登場人物が自転車を押す前田智徳とエルドレッドの二人。掲載は「HIROSHIMA飲酒運転ゼロPROJECT」で企業や自治体など50の団体となっている。車の飲酒運転防止はよく目にするが「自転車」も車両、注意喚起に役立つ。

 自転車と言って侮るな、厳しい罰則のあることを知った。「酒酔い運転」は5年以下の懲役又は100万円以下の罰金になる。酒酔い運転を含む危険行為を繰り返すと「自転車運転講習の受講」が3年以内に2回以上必要で、無視すると5万円以下の罰金が科せられる。講習は3時間で講習料は6千円。これ以外に行政処分の対象になる可能性もあるそうだ。

 飲酒運転に対しる世論は年々厳しくなる。取り締まりも罰則も緩やかにはならない。「飲んだら乗るな 乗るなら飲むな」、短い言葉だが事故による加害行為だけでなく我が身を守ることに繋がる。飲酒運転に許容の基準はなくすべてアウト、忘年会やクリスマスなど飲酒機会多し、心して歳末を楽しもう。
コメント (2)
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