日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

花水木のころ

2018年04月14日 | 回想

 40年余の会社員時代、車内外を含めどれほどの人と仕事の関わりをもちお世話になったか、記録を残していないので今、はやりの言葉を使えば「記憶にない」し思い出すことも出来ない。それでも思い出や強く記憶に残る個々の案件ではやり取りしたそれぞれの人を思い出すことがある。

 数年間、机を向かい合わせで仕事を共にした強く記憶に残るKさんから「会社生活を終了します」という挨拶状が届いた。続けて「学窓からの巣立ちははるか昔、今度は長く親しんできた云わば『社窓』からの旅立ちです」と第1節がおわる。往事を思わせるこの人らしい社窓という造語入りに思わず苦笑した。

 Kさんは役職として転任してきた。私は初対面のその日に意気投合した。小柄だが気持ちは大きな持ち主で若い人を引き寄せる強いリーダー力を持っていた。一方で先輩の経験を引き出すことも心得ていた。仕事と宴会の両刀使いだがそれを見事に使い分けだった。複数回の海外勤務も経験し社窓を後にした。

 終わりに、一緒に仕事をした懐かしい方々と旧交を温め合う時を持つ、その時はぜひ上京をと一筆ある。不思議なことにKさんと在籍が同じ時期の同僚の多くは男女とも、関東地区に住まいしている。ぜひ会いたいので体調を整えて連絡を待とう。
コメント
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