日々のことを徒然に

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風船応援の元祖

2018年04月22日 | 地域

 カープグッズ売り場、昨年より広くなり品数も増えた。客筋は広い年齢層だが男性より子どもとご婦人方を多く見かける。結構な値段のグッズもあり子どもだけでは買いにくいものもある。先日、応援に出かけるグループらしき一団が購入していたのは、カープ坊やが「スカイジェットバルーンで7回裏を盛り上げよう!」と呼びかる300円の風船。

 風船内部の空気圧が外部の大気圧より高いため、風船の口をけると内部の空気が勢いよく噴き出す。その噴き出す力を推力にして風前は飛んでいくなどは小学生の理科の話し。ジェット風船と呼ぶが、これはジェット風に飛ぶことのために開発し製造されている。日本のジェット風船の歴史は1970年代ころという。駄菓子屋、祭り屋台のくじ引きなどで子供向けに売られた。はじめは球形で棒型はその後のように思う。

 さて、プロ野球におけるジェット風船の応援はいつから始まったか、風船が売り出されてより後ということはわかる。記録によると、ジェット風船の応援は、1978年に広島東洋カープのファンが、甲子園球場でジェット風船を飛ばしたのが始まりとされる。いくつかの新聞記事でそれは間違いないと断定できる。当時の近畿カープ後援会副会長が飛ばしたとある。

 トランペット応援も1978年に旧広島市民球場で山本浩二ファンクラブの主導で始まった。音といえばメガホンやWバットとなるが、これは、宮島の「カチカチ(勝ち勝ち)」というあのしゃもじ音のゲン担ぎから来ているという。こうしてみると、広島はプロ野球応援スタイルの発祥の地、地元密着球団ということだろう。さて、カープ、このところ足踏み状態、開幕の勢いを取り戻しGW以降は首位キープを願いたい。
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