日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

30年目の登場

2018年04月27日 | 自然 季節

 子どもの身長の何倍もある大きな鯉のぼり、イベントや町興しの会場、催場などでは見かけるが、街中では見かけなくなった。上げ下ろしは大変な力がいるし、それなりの場所も必要となる。子どものころは紙製なのでにわか雨の時には急いで下した。下ろしたあとで怒られながら仕舞ったこともある。その頃はみんな屋根より高かった。

 最近はベランダや軒下に団地サイズの数匹が掲げられ風に揺れている。そんな中、昔並みの大型の鯉のぼりを飾る工夫をされた写真に出会った。1枚は、ベランダに設けられた手すりの巾一杯に貼り付けてある。風に膨らまないがそれでも豪華に見える。2枚目は手すりならぬ道沿いの垣根に飾ってある。どちらもアイディア、楽しく拝見した。

 鯉のぼりなどわが家では遠い昔のことですっかり遠のいていた鯉のぼりを妻が見つけた。記憶をたどれば30年位前の話になる。大竹市の小瀬川上流は和紙で有名な地域として知られているがその需要減から後継者不足で危機になっていた。それの復活策として和紙を使った鯉のぼり作成が図られた。その時作成された手作りの一組を貰ったまま仕舞いこんでいた。

 わが家で持ち腐れにしては鯉が可哀そう。案じた結果、陶芸同好会「ゆう・游・陶芸クラブ」でお世話になる県の施設には子供さんの利用も多い、何かの時に使ってもらえればと寄贈した。その鯉のぼりが、エントラストホールの天井で泳いでいると施設のFBにアップ(写真)された。写真の説明が『和紙で出来たこいのぼりが「ゆう・遊」とおよいで?います。ぜひ見に来て下さね(原文)』、座布団1枚進呈。
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