日々のことを徒然に

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今年は忖度

2017年06月11日 | 社会 政治

 診察が始まるまえの病院の待合室、TVは森友学園問題を放送している。質すほうにも今一つ不足を感じるが、答える側の答えようとしない姿勢にはあきれている。そんな放送見ながら前の席の女性の会話が聞こえる。「今年の流行語は決まったようなもんじゃね」「何に」「忖度以外に無いいね」「そんなに忖度せんでええいね」。

 問題発覚から時間が経つにつれ新しい状況が出て疑義が大きくそして深くなっていくように思える。有る、確認できない、とする或る文章の存在は現役官僚が存在を告発、国民の要求に押し切られ存否を再調査することになった。現役官僚の告発通りになった場合、先の調査が不十分ということで新たな問題が起きるように思う。早く「ストン」と国民の心に落ちる決着をつけてほしい。

 そんな内閣について、購読紙の第2朝刊にこんな記事が載っている。発表された骨太方針について、「今の政権の雰囲気だと19年10月に延期した消費税増税を、さらに先延ばしする可能性もある。財源探しは厳しい」(財務省幹部)。「議論はまれにみるほど盛り上がらなかった」(官邸関係者)。「この内閣のエンジンは経済。風向きが変わり、安倍政権の終わりの始まりを感じる」(閣僚経験者)。

 閣僚経験者と同じコメントをする政治評論家もいる。「始めあるものは必ず終わりあり」という。「生あるもは必ず死す、栄える者は必ず滅びる」という道理を説いた言葉として誰もが知っている。あれほど咲いていたさつきが大方その務めを終え花数はわずかになった。これは自然界の決まりではあるが、政治家も道理にかなう言動を願う。 
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