日々のことを徒然に

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和製野球用語

2017年06月05日 | 生活・ニュース

 プロ野球交流戦、全チーム6試合を終えてオリックス全勝、広島・阪神・楽天・ソフトバンクが4勝2敗で続く。なんと巨人は6戦全敗、これを含めて10連敗と泥沼の状態にある。これは2006年6月以来で球団として3度目という。歯車の狂いは何だろう。広島は阪神に1ゲーム差をつけリーグ1位をキープしている。

 突然ですが「レフト前タイムリーヒット」の12文字を「左前適時打」とすれば5文字で済む。野球フアンはこれで試合の状況を判断出来る。「節約した7文字に別の情報を盛り込んで試合内容をより詳しく伝える」というのは野球報道に携わる新聞記者の話し。野球用語はカタカナだが、今の新聞で使っている漢字の野球用語のいくつかは明治時代の俳人正岡子規の訳だとその道のプロが明かす。子規が、と不思議に思うが、東京時代ベースボールに熱中していたという。

 守備位置を短く表記した語と野球用語を合わせて記事を読むと記事の作りが面白い。「一飛」はファストフライで1塁手が捕球、「二直」は2塁手が捕ったセカンドライナー、「左前適時打」はレフト前ヒットで得点につながったヒット。略語で初めて目にしたのは「犠邪飛(ぎじゃひ)」で「ファウルフライが犠牲フライになった」意味をあらわす。確かに犠飛(犠牲フライ)と区別がはっきりする

 好調カープの応援人員増で他球団の入場数も大幅増加でほくほくとか。カープ応援団が他球団を潤す、在京チームのお陰で実況中継が見られると感謝させられたそんな時代もあったが、今はウソのようだ。実況を聞いたり見たりしながら、和製野球用語を織り交ぜ記者になった気分で記事を書いてみると野球の違った一面が発見出来るかもしれない。
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