日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

素人の作品展

2017年06月23日 | 陶芸

 「展覧会」は美術品や工芸品を並べて見せる会、「展示会」は品物や作品を並べて一般の人々に見せる会。見せる会は同じ言い回しだが違いは大きい。美術品や工芸品は展覧会、品物や作品は展示会という区分けになる。世間には似て非なり、似ても似つかぬという表し方がある、その一つの例示になる。

 月2回の陶芸教室、高齢者ばかりのクラブではあるが、それなりに楽しんでいる。窯出しされた自分の作品以外にも思い思いの評を下すのもまた楽しである。そんな焼き物も回数を重ねると積み重ねる作品数もかなりになる。会場が空いているよ、そんな呼びかけがあると、重ねている作品を広げるチャンスと展示会になる。

 出品は陶芸品だけでなく、陶芸以外の趣味を楽しむ人も多く、そこで趣味の作品も展示する。竹細工、手芸、写真、発明など年齢にふさわしい作品を持ち寄る。展示すると、素人目にはそれなりにいい作品だと胸を張る。菜園趣味の人も多い、次回からは季節の野菜も併せて展示・販売すれば来場者増になるのでは、と思う。

 会場はJR岩徳線の西岩国駅。駅舎は88年前に建てられた洋風建築で錦帯橋にちなんだところがあり、国の登録有形文化財に指定されている。落ち着きのある展示場の高い天井のアンティークな照明灯は昔を知る高齢者を安堵させる。会期は7月1日まで、駅舎と合わせ作品を見ていただければ幸いです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする