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漏洩防止ネット

2015年10月16日 | 生活・ニュース


 マイナンバー、国民が通知を受け取る前から行政側のミスで問題が発生し懸念が一段と増している。マイナンバーとは何か、政府広報オンラインでは「マイナンバー(個人番号)とは国民一人ひとりが持つ12桁の番号のことです」と載っている。そして「行政の効率化、国民の利便性の向上、公平・公正な社会の実現」というメリットがあるという。また、平成28年1月からは社会保障、税、災害対策の行政手続きで必要になるとしている。

 過去に賛否の大きな議論を呼んだ住民基本台帳があった。このとき11桁の住基番号を受けている。台帳には氏名、生年月日、性別、住所などが盛り込まれ請求すれば住基カードが交付されるという。多額の税金を注ぎ込んだだろう住基、なじみのあるところでは、国民健康保険、後期高齢者医療、介護保険、国民年金の被保険者の資格の確認などに利用できる。年金申請で住基番号が利用できることを行政の窓口担当者が知らなかったことを経験した。

 マイナンバーの活用策が社会保障と税、利便性の向上以外に次々と考えられている。その時、行政だけの効率化でなく利用する側の便利さ、ああよかった、と思われる使途を考えて欲しい。それと大きな心配は各方面から出ている「ナンバーの漏洩」、当然のことだがこれは絶対に起きてはならない。

 万万が一漏れた時の対策は関係部署で検討されていると思う。その内容は手の内を見せることになるので公表はできないだろうが「蜘蛛の網のように素晴らしい保護策はある」と言明されれば少しは安心できる。住基番号は11桁、マイナンバーは12桁、どちらも覚えきれないが生涯どのくらいお世話になるのだろう。
コメント
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