日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

県議会傍聴

2015年10月05日 | 生活・ニュース


 立派な県議会棟は県庁舎と並んで建っているのは当然で不思議はない。議会棟を何度か訪れた、といっても議会傍聴でのこと、議員への要請や陳情ではない。傍聴席へは決められた手続きを済ませ決められた通路で向かう。入り口を入ると急こう配の席が並ぶ。そのすり鉢の底に赤い絨毯の議場がある。傍聴席からは議員の背中が見える。

 傍聴者にはさまざまな「いけません」の制約がある、いくつかは当然であり議事進行に必要と思う。議場の討論に拍手をしようものなら「静粛に」の大きな掲示を傍聴席脇の職員が掲げる。議員席一覧が傍聴者に配布され始めた。それを見れば議員の所作は背中越しに見える。個々に書くことは控えるが、午後になると眠いのか首をグルグル回す姿が多い。

 「議員」とは国会や地方議会、その他合議制の機関を構成する人。議決に加わる権利を有する(広辞苑)」とある。議員とは、全部ではないが「選挙の時だけお願いしますと頭を下げる人」のイメージが強い。議員報酬以外にも支給がある。県議には政務活動費として月額35万円、年420万円と庶民生活の生活費を上回る支給で、何とこれが非課税とは羨ましい。これを辞退している議員は一人だけ。
 
 議会棟の議員食堂は議員でなくても利用できる。議員の姿はあまり見かけない。メニューはそれなりの感じがするものの、価格は市中のそれと変わらない。窓越しに日本庭園が見えるものの雑草が茂っていて目をそらせる。名称は議員食堂だが議員各位のプライドを保つには内装にひと工夫施し議員の利用増を図っては。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする