日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

特異日

2015年10月10日 | 自然 季節


 5時半、朝刊を取りに出る。いつものように、今日の天気はと暗い空を見上げて西から東に身体を回す。すると東の空のそう高くない当たりに、大きく光る2つの星に新月まで3日を残す下弦の月が挟まれている。急いで手のひらサイズのカメラに納めたが、月までの距離、身体の固定くらいではブレて掲載するには至らない。

 朝の天気予報でこの現象を説明していた。月の下側は木星で上側が金星という。火星も時間によっては観測できたという。こうした現象は数十年ぶりのチャンスという。偶然でもこんなチャンスに出合えたことは記録しておこう。先日のスーパームーンはあれほど話題にされたというのに、数十年ぶりの天体ショーの報道には気づかなかった。明日の朝、晴れていたら三脚を使って狙ってみよう。

 天気予報では今日は特異日にあたる。1964(昭和39)年の東京オリンピックはこの特異日を開会式に選んだ。特異日は偶然とは思われないほどの突出して高い確率で、特定の気象状態(天気、気温、日照時間など)が現れる。10月10日は晴れの特異日に当たる。晴れは空を覆う雲が2~8、曇りは9以上、快晴は1というから、今日は感覚的には曇りの1日だったが気象的には晴れ、やはり特異日だ。

 特異日を狙ったのかどうか、幼稚園の運動会が公園広場で行われていた。演技が始まるとL字型に設けられた観覧席は多くの人が立ち上がりビデオ撮り、カメラの望遠レンズを構える人はいない。緑に囲まれた運動会、祖父母や卒園生との競技もあるようで散策の人らを喜ばせていた。
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