
「余談はさておき」という。本筋を離れた話は聞きたくない読みたくないという人は多い。私もその一人だろうが、年々衰える記憶力のためにメモとして記しておく。検定翌日の新聞、地方面とはいえ全国紙2紙に写真入りで掲載された。プロに対して失礼かもしれないが「いい記事」と喜んでいる。
検定受験者の年齢は78歳から18歳と幅広い年齢、これは過去2回と同じで、今回も年齢に関係なく関心をもってもらえた。申し込みの中に「12歳、小学校6年生」があった。実行委員会メンバーも喜びながらも、予想外のことに対応を考えていた。しかし、学校行事が入ったということで受験辞退の連絡が母親からあった。残念だったが、児童にも関心を持てもらえたことで先行きに小さな灯が見える。次回は必ず会場に来てほしい。
検定受験者にはできるだけ声をかけ意見などを聞いている。受付の時の会話で、設問の中に名前が載っている子孫の方がおられた。その子孫の方は先祖の名前が出ているなど当然だがご存知ない。歴史というと古く感じることは多い。「いわくに通になろう」の活動を初めて歴史があったから今を感じる、そう思うようになった。ある子孫の登場により歴史の連続性と身近さをより実感した。検定終了後「今回は難しかった」という声が多かった。それは合格率の低下に現れた。
昨日、合格認定証など受験された方に必要な連絡書などは投函した。市内では手にされている方があるかもしれない。お送りする書類の事前準備は会の代表が済まされている。できないのは点数の準備、そこでいかに早く正確な採点を済ませるかだ。我がチームの知恵者が解答用紙を応用した採点用具を作成、今回もその威力を発揮したことも余談とさせてもいます。ご協力いただいた皆さんにお礼申し上げます。