日々のことを徒然に

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行ってお帰り

2014年12月03日 | 生活・ニュース


 気象条件が悪く打ち上げが2回延期された小惑星探索機「はやぶさ2」は3度目の正直、13時22分04秒に鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられ地球周回軌道に乗り、小惑星「1999 JU3」探索の準備に入った。

 重さ600キロの「はやぶさ2」は太陽系の起源・進化と生命の原材料物質の解明を目指すためのサンプル採取と各種観測を行う。2015年に地球をスイングバイして2018年に小惑星に到着する。小惑星の表面や人口クレーターなどからのサンプル採取や観測を行い、小惑星を2019年に出発2020年に地球に帰還する、とJAXAのHPにある。

 打ち上げ中継を見ながら、初代はやぶさの帰還映像を思い出し「行ってお帰り」と口から出た。帰還は東京オリンピックとパラリンピックの歳の暮れになるという。その帰還は世界の人が見守るだろう。6年間の飛行距離は52億キロという。予想できない遠さだが、新幹線で2千年くらいかかる、といえば途方も無い距離が想像できる。

 報道では、最近の宇宙開発技術は純科学的要素が次第に薄れ、軍需技術としての開発に重きが移っているという。宇宙空間だけは戦のない無限の広さが続く空間として子どもらに繋げよう。
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