日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

分別と分別

2014年12月04日 | 地域


 資源回収やゴミ削減など環境破壊防止策の一つして自治体によるゴミ回収が行われる。市では指定されたポリ袋に、指定通りに分別し、指定された日に、指定時間内に、指定の場所へ持ち出す。そうすれば回収しそれぞれのルールにより処分され気持ち良い街になる。

 指定通りにしないのか出来ないのか分からないが、時にはとんでもないゴミを詰めていて回収されない袋が残っている。こうしたゴミの持ち出し主は所定の時間外、それも深夜から早朝に出す、これは目撃したし話も聞いた。行為への心苦しさがそうさせるのだろうと、勝手に思っている。

 ある施設の自販機そばに、どこにでも見られる使用済容器入れのポリ缶がある。そこの分別案内を面白いと眺めた。もえるごみ、プラスティックの表示に、それぞれの容器の実物を取り付けている。一見してどのポリ容器に捨てるかが分かる。してはいけない捨て方として、レジ袋に中身を入れたまま捨てるな、これも現物が取り付けてある。アイディアは面白いが、ここまでしないとルールが守られないのかとちょっと戸惑った。

 分別、読みは一つだが意味は二通りある。一つは種類によって分けること、まさに「ゴミの分別」にあたる。二つめは考えや思案をめぐらす、世間的な経験や識見などから出る判断、などとある。ゴミの持ち出しは「分別」を同時に行うことで綺麗な街になる、残袋のない持ち出し場所を通り過ぎながら、ここで越年する袋の無いことを願った。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする