日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

シャッターチャンス

2012年03月18日 | 生活・ニュース
           

レンズ交換の試し撮りに何かないかと探していた。白鳥とカモが公園の堀で遊んでいる。女王のような白鳥を中心にした水上行進はほほえましい光景。白鳥を中にした構図を決めたその時、ファインダーに異変が映った。シャッターを押した。

白鳥が1羽のカモに大きな口ばしを開いて襲いかかった。それは飲み込みかねないように思えた。カモは察知出来たのか低く飛んで口ばしからは逃れた。どうなることかと続きを期待したが、そのあとは何事もなかったかのように元の体系に戻った。再度起きないかとしばらく待ったがそれは無駄な時間となった。

そんなことが起きることが分かっていればその前から連写で撮れたのにと残念がってみたが後の祭り。いったいあれは何だったのだろう。見えなかったがカモがチョッカイを出したのだろうか。白鳥からすれば気にくわない1羽なのか。人の世にもままあること、生き物世界だからいろいろあろう。冬鳥はもうすぐお堀から旅立つ。しっかり体力をつけてくれ。

フイルム時代に身についたけちった撮り方はデジカメに変わって抜け出せた。今は気にいらなければ簡単に消去が出来る便利なカメラになった。考えて撮るという姿勢おろそかになったている。「シャッターチャンスなんて思うのはまだ早い、カメラを使いこなせ」お堀の鯉が顔をのぞかせた。

(写真:飛んで白鳥の口ばし攻撃を避けたカモ、左端)
コメント (4)
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