列王記第一 11章1−25節
「こうしてソロモンは、主の目に悪であることを行い、父ダビデのようには主に従い通さなかった。」 列王記第一 11章6節
スーパーで杏が売られていましたので、杏ジャムを作りました。市販の杏ジャムを購入するのですが、手作りはまた格別の味ですね。「家ごもり」生活の中で、手作りパン、ジャムなどを作るのが盛んだと日本からのラジオニュースが報じていました。
11章には、ソロモンの心が主から離れていったことと、そのために主がソロモンにさばきを下されることが明らかにされています。
主から離れるようになった直接の原因は、ソロモンの妻たち。エジプトのファラオの娘のほか、ソロモンは周辺諸国の女性たちを愛し、それを王妃とし、また側女としたのです。そして彼女たちがソロモンの心を主から背けさせたと聖書は記します。
主はソロモンを怒り、国を二つに分けること、そしてソロモンに敵対する者を起こすことを告げられます。気になるのは、列王記の記者がこのような主のことばに対して、ソロモンがどのように答えたのかが何も記されていないことです。このソロモンの態度に、霊的な鈍感さのようなものをおぼえます。
6節のことばを心に留めました。
ダビデも罪を犯しました。しかしダビデは罪を告白して悔い改めました。神はそのことを踏まえてダビデを「全き心と正直さをもってわたしの前を歩み」と言っておられたのです。⇒9章4節参照 神はソロモンに、「父ダビデが歩んだように」歩むならと…悲しみを込めて怒っておられるのです。
たくさんの宝物とおぼしきものを身近に置くことのゆえに、それらが霊的な鈍さにつながっていないかと、心が探られる記事です。