霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
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蕎麦打ち」に向けて

2007-11-10 18:22:19 | 穀物
収穫した蕎麦をハウスの中で乾燥させていたが、昨日、バアチャンとジイチャンが棒で叩いて実を落とし、今日はそれを昔懐かしい唐箕に何回かかけて選別してくれた。
唐箕とは、穀物に混じったしいなや塵等を取り除く農具で、豆や小豆を選別する場合にも毎年利用している。



バアチャンのドンブリ勘定によると「五斗は下らない」という蕎麦の実をムシロで更に乾燥させた後、磨きながら水洗いして乾かせば、ようやく挽くことができるという。



実はオジサンのサラリーマン時代の同期生が昨年に引き続き「収穫祭」に集まることになっている。
その開催日が一週間後に迫って来た。
事前予告どおり「打ち立ての蕎麦」をご馳走できるかどうかが怪しい雰囲気になってきた。

「その日に備えるように」と一月ほど前に「やもめのジョナサン」さんが新品の蕎麦打ちセット一式(「麺打」入門というDVD付き)を届けてくれた。
最初は気軽な気持ちで考えていたのだったが、これが届いてからは大きなプレッシャーになっている。

ここ一週間の天気予報はあまり芳しくない予報なので、予定通りに蕎麦が乾いてくれるかどうかが鍵となる。
もし間に合わなかったら「天気のせい」にすることに決めているが、「他責の論理」を振り回した「サラリーマン時代の悪い癖が出た」と非難されることは覚悟しなければならない。
コメント (4)
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