霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
そんな「こだわりの農業ブログ」を毎日更新
主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係

無農薬栽培

2007-03-31 19:20:35 | 
野菜については無農薬栽培を実践しているが、米については稼働面とノウハウが無いことから一部しか農薬を排除できていない。
その事がずっと気掛かりとなっていた。
一方でEM米糠ボカシで有益な微生物を増殖させ、他方で微生物を殺す薬を撒いている。
お金と稼働を倍かけて正反対の方向に綱を引っ張っり合っているようなもの。
かと言って、一気に無農薬栽培をするには大きなリスクを覚悟しなければならない。

そんな折、コウノトリのすむ里・河谷(こうだに:兵庫県豊岡市)で米の「無農薬栽培」していることをOka Oasmuさんのブログで知った。
詳しい内容を照会したところ、関連HPの紹介を含めた詳細なアドバイスを頂戴した。

紹介されたHPの写真を見て、重く頭を垂れた稲穂の大きさにまず驚いた。
それに無農薬栽培の取り組みを普及センターやJAが後押ししていることに二度ビックリ。
同じ日本とは思えない違いがある。

Okaさんから「民間稲作研究所」についても紹介されたので、そこで作成している無農薬・有機栽培の図書を三冊購入し今勉強している。
これからでは今年のものにならないが、来年に向けた大きな前進となるものと期待している。



栗駒山の北に位置する焼石岳。(一月ほど前の写真)
手前は霜後の滝の東屋。
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床土入れ

2007-03-30 20:04:01 | 
昨日も今日も朝は雪が降っていて寒かった。
寒い日が続くので種蒔きの時期を遅らせることも検討したが、数日待てば好天になるとの予報でもないので、予定どおり進めることに決めた。

今日は、バアチャンと休みの息子に手伝ってもらい、育苗箱への床土入れを行った。
土入れや種蒔きは流れ作業となるので人数が多い方が効率的に進められるので、息子の休日を織り込んでスケジュールがセットされている。
外で仕事を持っていて休日に農業の手伝いという辛いパターンを息子に要求する形となるが、農繁期の場合は止む無しと割り切って貰っている。



ハウスの中に残っているツボミナの花。
外が寒いのでハウスの中に入るとカメラのレンズが曇ってしまい、写すまでに少し時間がかかってしまった。

今年の冬は石油の高騰でハウスでの花卉栽培を断念した農家が多いという。
そのためか厳美の「道の駅」や「新鮮館おおまち」にはこの種の野菜の花も出荷されていた。
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南ちゃんの旅立ち

2007-03-29 22:09:19 | 趣味
バドミントン仲間として一緒に練習して来た一関高専生の南ちゃんが卒業を迎え、首都圏に就職することになった。
名前は一世を風靡した人気漫画「タッチ」のヒロインと同じ。
ご両親の願いが叶って素敵な女の子に育った。

先週開催された送別会の時は残念ながら風邪で39度の熱があったため、最初の乾杯だけで席を外したので、主賓の居ない寂しい送別会となった。
どうにも名残り惜しいので、オジサンは胸の痛みに耐えながら南ちゃんとの最後の練習に参加した。

一緒に練習したのは三年間だったが、若いのでドンドン上達し、昨年の高専の全国大会ではブダルスで堂々の三位入賞を果たしている。
彼女の上達振りやプレーを見ていて、随分刺激を受け学ぶ点も多かった。



ガッツ溢れるプレーをするだけでなく本当に気立てのいい子で、オジサンクラスのレベルでも嫌な顔ひとつせず一緒にペアを組んで練習してくれた。
南ちゃんに逢えることが、オジサンが練習に参加する楽しみの一つともなっていた。



彼女の可愛い笑顔と華麗なプレーが見られなくなると思うと本当に寂しい限り。
四月から親元を離れ社会人一年生となるが、健康に留意して頑張ってもらいたいもの。
そして、帰省時には是非体育館に元気な顔を見せて欲しいと願っている。



最後の写真は、無理にお願いしてツーショットとなったが、オジサンの鼻の下が余りにも長いので映倫カットとなった。
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野良猫

2007-03-28 20:40:16 | 生活
家の周辺で野良猫を発見した時、大きい声で脅かして追い払うのがオジサンの役目となっている。
猫も「恋の季節」を迎え、我が家に住むメス猫を狙ってオス猫どもが徘徊するようになった。
野良猫に鶏が襲われたりすることもあるので、バアチャンからは「見つけら直ぐ追い払うように」とのお達しを受けている。

昨日、番犬チャッコロが野良猫を発見して吠えていたので、鎖から放して猫を追わせた。
走るスピードは犬の方が速いので、猫は追いつかれる直前に木に登るのがいつものパターンとなっている。
猫は8mぐらいの高さにある枝まで一気に登って犬の去るのを待っていた。
それに追い討ちをかけようと、オジサンは近くにあった長い竹竿を持ち上げ大きい声を出して猫の木に向って走り出した。
しかし、一歩踏み出した塗炭、大きな切り株につまずいて地面に叩き付けられてしまった。

誰かが見ていたら大笑いされそうな大失態となった。
絶体絶命のピンチに陥っていた猫にとっては「天の助け」となるアクシデント。
転んだ時に、竹竿を掴んでいた左拳で胸を強く打ち肋骨を痛めてしまった。
力仕事をしたりクシャミをしたりすると痛みが走る。
オバサンからは「深追いしない犬の方がまだ利口」と軽蔑される始末。
一瞬の軽率なプレーで、二ヶ月ぐらい痛い胸とお友達となる破目となってしまった。

昨年は蛇で、今年は猫で負傷した。
鼠年生まれのオジサンが、蛇や猫に痛めつけられるのは必然なのか。



何故か昨年は咲かなかった庭にあるハクモクレンが沢山蕾を付けている。
今年は二年越しの美しい花が楽しめそうだ。


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ハウスの整理

2007-03-27 18:29:20 | 野菜
水稲の育苗に備えて、順次ハウスの野菜を片付けている。
今日は三号ハウスの最後の収穫をし、残りは抜き取って鶏に餌とした。
ターサイ、チンゲンサイ、チヂミナ、ナバナどの野菜も菜の花のような黄色い花を付けていた。

野菜を片付けた後は、石灰、堆肥、EM米糠ボカシを撒いてからトラクターで耕す。
これは5月下旬に苗の出荷を終えた後、直ぐに次の野菜が植えつけられるようにするための事前準備となる。
五棟あるハウスの内、今日までに三棟の片付けが終わった。



堆肥は一年前に積んでいたものを利用した。
既に積んだ時の五分の一ぐらいのペシャンコになっていたが、掘り起こしたら小さいミミズが沢山出て来て、最高の肥料になっていることが確認できた。

子供の頃、堆肥の側でミミズを捕まえ池や川で釣りしたことを思い出した。

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