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霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
そんな「こだわりの農業ブログ」を毎日更新
主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係

減反政策は不正に交付金を受け取る「悪しき文化」を農村に蔓延させた。 その四

2025-03-20 21:00:51 | 社会
 本シリーズの最後は集落に不正に補助金を受領する等の「悪しき文化」を
蔓延させた現区長の横暴且つ卑劣な行為の主なものを「歴史的事実」として
本ブログに記録として残し、末代まで伝えることとしたい。

1. 集落民悲願の基盤整備事業実施に向けた推進組織の最高責任者に就任し
 ながら途中で翻意し、皆の意見を聞くことも無く突然「俺は反対だ」と
 言って組織を瓦解させた。
  しかし、法廷では「本来は実施すべきと思っていたが、一部に反対者が
 居たこと等を踏まえ総合的に判断して止めることにした」と偽証した。
  なお、その組織は事業実施に賛同した9割超の集落民で組織されていた
 もので反対者が存在するはずも無かった。

2. 組織を立ち上げることなく勝手に代表を名乗って多面的機能支払交付金
 を受け取り、総会に付議することなく恣意的に交付金を費消している。 
  そして、「総会を開催して決すべし」と主張する私の批判を封ずる目的で
 独断で除名すると共に「村八分」に匹敵する不当な差別行為を開始した。
  特に数年掛けて実施することで計画済みだったU字溝工事は、私の耕地
 に接する水路が集落民8名の共用排水路であるにも関わらず、10年以上も
 土側溝のまま放置し続けている。
  また、同様に共用の農道や土手の補修についても意図的に怠っている。
  なお、法廷では「除名していない。本人が自ら退会したものである」と
 偽証している。

3. 市道沿いの側溝が排水機能を果たさなくなったことからU字溝工事を市
 に依頼したところ、「区長を通して再申請するように」とのことだったので、
 区長に依頼したが意図的に無視したため予定していた予算が流れ、二年後
 に自前で工事せざるを得なくなった。
  これも法廷では「申請した」と偽証している。

4. 「法の番人」を放棄し「行政の下僕」と化した裁判官が、違法かつ事実
 捏造の「市長回答」を法に優先させる過ちを犯し、私の主張を全面否定
 したことを奇貨とし、「不当提訴だ」として損害賠償訴訟を提起した。
  しかし、これこそが法的根拠の無い不当提訴であって、区長の不当行為
 を糾弾し続ける私を黙らせるための恐喝罪に該当する犯罪行為である。
  本件については、訴状を恐喝行為の「動かぬ証拠」として添付し盛岡地検
 一関支部に刑事告訴している。



 ミイちゃんは、いつも仕事中の所に随行し鼠捜しをする優秀な猫でもある。
 動いたためピントがずれてしまった。
コメント (4)
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減反政策は不正に交付金を受け取る「悪しき文化」を農村に蔓延させた。 その三

2025-03-19 21:02:41 | 社会
 果敢に転作に挑戦しても「雑草を刈るだけ」の農家と同額の補助金であれば、
転作せずに過ごした方がコスパもタイパもいいことから、集落内で転作に挑戦
しているのは「村八分扱い」されている我が家を除いて皆無となっている。
 その霜後集落で先日の16日に行政区の総会が開催された。
 正論を主張しても無視されるだけなので今回は参加しないつもりでいたが、
国が新たに推進している「10年後を睨んだ地域計画策定」に向けた市が二度
開催した打合せに霜後からは区長も農政推進員も参加していなかった。
 本計画策定を無視すると各種補助金が受け取れなくなることから、集落民
警鐘を鳴らす必要があったので参加することにした。
 それを含みに役員改選期だったので次期農政推進員への就任を希望してみた。
 しかし、私が就任したら既得権益化している不正補助金受領が出来なくな
ことから、100%否決されることは容易に予想出来た。
 案の定、拒否されたが単に「反対」を繰り返す区長に理由を問い質したところ
「あなたは農協に米を出していないから」とのことだった。
 徒労に終わることを知りつつも一応の反論は試みたが「多勢に無勢」なので
早々に矛を収めた。
 今回は、将来に向け一石を投じたつもりなので、「私が農政推進員就任を希望
し反対多数で否決された」という事実を残したことだけで満足している。



 プール栽培用のハウスを準備していたらド真ん中に一輪のみ咲いていた。

(参考)地域計画とは(ネットから)
 今後、高齢化や人口減少の本格化により農業者の減少や耕作放棄地が拡大
し、地域の農地が適切に利用されなくなることが心配されています。このよ
うな地域の課題を解決するため、農業経営基盤強化促進法が改正され、市町
村において令和7年3月末までに「人・農地プラン」に代わる「地域計画」を
策定することが義務付けられました。
 「地域計画」は、農業者や地域のみなさんの話し合いにより策定される将来
の農地利用の姿を明確化した設計図で、概ね10年後を見据え、誰がどのよう
に農地を使って農業を進めていくのかを地域の話合いに基づきまとめる計画
です。現況地図を見ながら話合いを進め、担い手や10年後に目指すべき農地
利用の方針を反映した「目標地図」を作成します。
  今後、地域での話し合いにより目指すべき将来の農地利用の姿を明確にし、
農地の集約化に向けた取組みを推進するため、地域計画の策定に取り組んで
いきます。
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減反政策は不正に交付金を受け取る「悪しき文化」を農村に蔓延させた。 その二

2025-03-18 18:40:13 | 社会
  就農時、米の長期消費低迷や国の転作奨励もあって可能な限り畑作へシフト
した。
   しかし、畑作は稲作と異なり天気に左右されることが多く、しかも、農薬不使用
に拘っているため雑草やカメムシの被害に加え狸等の獣害も多かった。
   それに経験不足も加わり、まともな収穫量を得るのは難しかった。
   畑作物は湿気を嫌うので畦道を撤去したり明渠を施したりしたものの未だに試行
錯誤のレベルを脱せずにいる。
 それでも、「転作せず雑草を刈るだけ」で補助金を受け取っている農業者に較べ
ら「挑戦し続けるだけでも立派」と自負し「いずれは県内の基準収量を確保し
たい」と決意している。

    
 しかし、その挑戦に対し役所の対応は冷たかった。
 全国的な大規模不正を容認する一方で、東北農政局からは
 ・補助金狙いの「捨て作り」ではないか
 ・何故、農薬を使わないのか
 ・普及センターやJAの指導を受けているのか
 等々の指摘を受け、改善策を講じなければ「補助金は出さない」とまで言われ、
また、市からは枝豆と大豆を明確に分けて作付けしているにも関わらず、「大豆
作付けと申告しながら枝豆として販売しているのではないか」と疑念を持たれ
農政推進員の現地確認に加え、秋には市職員が再度現地確認するという不当
な扱いまでされた。
 更には「畦道を撤去したら水田では無いので転作奨励金を受け取れない。また、
中山間の交付金支給対象からも外す」と脅かされもした。
 ことほど左様に農水省公認の不正に対しては「春の太陽のように優しく微笑む」
一方、真摯に転作に取り組む農業者には「北風のように冷たい」のが今の日本の
農政となっている。
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減反政策は不正に補助金を受け取る「悪しき文化」を農村に蔓延させた。 その一

2025-03-17 20:20:14 | 社会
 国は減反政策という「負の農業振興策」を推進すると共に補助金を出して
畑作物等への転作を奨励し続けている。
   しかし、転作田の大半は「草を刈るだけ」で耕作されることは無く、畜産
農家に牧草として提供した証拠として「虚偽の受領書」を作成し、転作奨励金
を受け取っているのが実態となっている。
  また、一関市内では、石灰岩で埋め立てた「白い大地」を農地と認定し、
長年中山間の交付金を受け取っていた詐欺行為が発覚し、億単位の金を「返せ、
返さない」の騒ぎになっている。
  いずれの不正も市が実態を把握しながら推奨或いは容認し続けているのだか
ら呆れる外は無い。



     減反政策がスタートする時点で、農家の経営改善や効率化に取り組む必要が
あったにも関わらず十分な対策が取られなかったことが、現在の農業の問題に
つながっている。
 残念ながら一時凌ぎでしかない「天下の愚策」を50年以上も続けた結果、
他の分野でも不正が蔓延る「悪しき文化」が農村に定着してしまった。
 結果的に、真摯に転作に取り組む農業者が市や集落組織から「非国民扱い」
される事態となっている。
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交付金の不正費消は全国的に行われている その二

2025-03-02 06:20:26 | 社会
 (昨日、Aさんに説明し尽くせなかった部分を補足したい。)
 先月の17日、市内の各集落の代表者を集めて中山間の第6期計画の説明会
が開催された。
 配布された農水省作成の資料には「草刈りだけでは交付金の対象にならない」
と明記されていた。
 転作奨励金でも畜産農家への牧草の提供が義務付けられているが、市は「草
を刈るだけでいい」と指導しているので、各集落では中山間も転作奨励金も
「草を刈るだけ」でお金を受け取っているのが実態となっている。
 これは他県でも常習的に行われている不正で、各市町村は「農業者保護」
大義名分に少しでも多く国から交付金を受け取ろうとする下心があり、本音と
建て前を巧妙に使い分けているのである。
 その裏事情を把握していない参加者から「草を刈るだけで交付金を受け取っ
ているが大丈夫か」と質問が出たが、市は否定も肯定もしないファジーな回答
に終始していた。
 私は挙手して発言し「資料の文言に有る通り草を刈るだけでは対象にならな
いのが原則で、市は白い大地問題のように不正が発覚したら全ての責任を各集落
押し付ける根拠となるのが本資料である。従って、各集落の代表者は市の本音
と建て前の使い分けを構成員に十分落とし込んでおくことが大切」と参加者に
注意喚起した。

 
    各集落の代表者は、実質的に市と共謀して国から不正にお金を受け取る共犯
関係にあることから、市は総会を開かないまま総会議事録を捏造して報告している
集落代表者の存在を把握していながら「見て見ぬ振り」をするのみならず擁護し
続けている。
 私が法令を遵守するよう指導を求めているにも関わらず、論点をすり替えて
「代表のやり方に不満があるのならば自分が代表になればいい」とトランプ流
の暴言を吐いて「批判封じ」を繰り返し、市長が江戸時代の悪代官の所業とも
思えるキナハ回答に10年以上も固執し続けている背景には「大がかりな不正」
が隠されているのである。 
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