霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
そんな「こだわりの農業ブログ」を毎日更新
主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係

行者ニンニク

2014-04-30 19:00:35 | 山菜
釧路在住のブログ仲間「おっチャン」から送って貰った行者ニンニクの苗は二カ所の畑で
順調に育ち、二年前から産直でも販売できるようになったことは既に何回か紹介している。



行者ニンニクは西日の当たらない畑が適地で、その畑のスペースに未だ余裕があること
から「落ちた種から芽を出した苗」を集めて移植し栽培面積を拡張する予定でいた。

そんな折「おっチャン」から「山の群生地で収穫した苗2500本を送る」との嬉しいメールが
届いた。
熊対策としてハンターをガードマンに付けて収穫した「貴重品」なので、明日到着したら
早速植付け「大切に育てねば」と思っている。
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トウモロコシ

2014-04-29 19:31:07 | 野菜
昨年は「田植え後」に水不足で悩まされたが、今年は田植えどころか「代かき」段階で既に水不足が
始まった。
降らない空を何度も眺めて「ため息をついていた」が、そんなことで神経を擦り減らしても無駄なこと
気付き、気持ちを切り替えた。
トラクターの「代かきハロー」をロータリーに戻し、それに播種機を付けて「トウモロコシの種蒔き」を
することにした。



トラクター牽引式の播種機を使うのは今年で二年目。
初年度の昨年は不慣れ要素で「欠株を作る」等々の失敗を繰り返した挙げ句、最後は播種機を
壊してしまうトラブルに見舞われた。

「失敗の数ほど成功が有る」との言葉を頼りに今年は順調に進んでいる。
そう思って少し自信を持ち始めた途端に「種不足」に気付き「ギャッ」と悲鳴をあげた。

欠株防止対策が功を奏した分、種の消費量も多かったようだ。


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桃源郷

2014-04-28 20:15:49 | 人生
同じ「働く」でもサラリーマン時代と就農してからとでは中身が全く異なるようだ。
明確に意識していたか否かは別としてサラリーマン時代は「他の目的を達成するための手段」としていたが、
今は「働くこと自体が目的」となっている。
何かに急かされるような焦りが無く「安心感」や「満足感」が有る。
夫婦がいつも一緒で、「働く」ことが「生きる」と同義なのも大きく影響しているような気もする。



桃源郷というからには桃の花は欠かせないが、東の土手には「僅か二本だけ」という寂しさ。
桃を収穫するような育て方は出来ないので「花を愛でるだけ」になっている。



それでも「昔は桃を作って街で行商して歩いたもの」とはジイチャンの弁。
我が家の桃にも栄枯盛衰があるということか。
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寂しいGW

2014-04-27 20:00:21 | 山菜
収穫可能なタラノメを恨めしそうに眺めながら「代かき」を始めた。
GWの繁盛期に山菜を販売できない寂しさ、口惜しさで胸にポッカリと大きな空洞が
出来ている。

里山暮らしならではの「山菜を採る楽しみ食べる楽しみ」や「山菜を売って生活の糧を
得る歓び」を憎き原発事故に奪われ断腸の思いがしている。
ましてや生活の全てを奪われ故郷を捨てざるを得なかった福島の人々の「思い」に考え
が及ぶと言葉も出ない。

あれほどの悲惨な事故を起し未だ事故処理の行方さえ定まっていないにもかかわらず
原発再稼働に熱心な政府や電力会社の無神経振りには怒りを覚える。
福島の人々の苦しみが「明日は我が身」との危機感は東京都民には無いようだ。

電気は生活に欠かせない大切なものだが、それでも「たかが電気」のために命も含めた
生活のすべてを掛ける無謀な社会は「異常」というしかない。
 


代かきは一回目に粗くし、数日置いてから二回目に仕上げるのが一般的なようだが、
我が家では一回目で仕上げまで済ませるようにしている。

好天続きで二十日以上もまともな雨が降っていないため堤の水が心細い。
差し当たり7枚分だけ済ませ残りは雨マークが出ている30日の雨量を見てから進める
ことにした。
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枝豆の種蒔き

2014-04-26 23:02:53 | 野菜
田植えに備え代かきをする季節を迎えているが、代かきロータに取り換える前に枝豆の種蒔きを済ま
せておくことにした。
「鮮度が命」の枝豆は販売可能数見合いで収穫する必要があるため、種蒔きもそれに合わせ段階的に
行っている。



種蒔き後に鳩の攻撃から豆を護るためネットを掛けるようにしているが、本来の播種作業よりもこのネット
掛けの方が労力も時間もかかっている。
それでも、これで鳩の被害を防げるなら「お安い御用」と思っている。

豆畑に防鳥対策としてネットを掛けるようになってから数年が経過しているが、この景色が今では「春の風
物詩」になりつつある。


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