霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
そんな「こだわりの農業ブログ」を毎日更新
主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係

ホダ木の移動

2006-02-28 12:34:00 | 山菜
キノコの菌を植えたホダ木をエグネ(屋敷林)に移動した。
シイタケの場合は、植菌後、菌がホダ木全体に回るように比較的暖かい場所に置き、あまり高く積み重ねないようにしてシートで覆い、夏過ぎまで保管します。その後に最終設置場所に移転します。
(ナメコの場合は、直接最終保管場所で構わない)
キノコ栽培は、伐採から始まって運搬車への積み込み等々で最低でも8回はホダ木を持ち上げなければなりません。米のように「八十八度(ハチジュウヤタビ)の手がかかる」訳ではないが、日頃、30kgの米袋を運び慣れているオバサンでも一人では持ち上げられない大物も結構あり大変です。
運搬車を使い林の中を40mぐらい移動し並び換えるのに、2時間半ぐらいかかったが、終り近くになったら腕にも腰にも力が入らなくなるぐらい疲れ果ててしまいます。

シイタケは来春まで待たなければなりませんが、ナメコの場合はこの秋には採取できるので、美味しいナメコ汁やナメコうどんが今から楽しみです。

□写真は並び終えたシイタケのホダ木


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春の息吹 その三(コシアブラ)

2006-02-27 13:20:56 | 山菜
同じ一関市内でも霜後周辺は雪解けが遅い。田畑の雪もまだら模様で残っているところが多い。
そんな中で、昨日、エグネ(屋敷林)でホダ木を保管する場所を物色していたら、コシアブラの幼木に芽が出ているのを見つけた。この辺でコシアブラの新芽を採取するのは通常5月の上旬だから、これから2ヶ月かけてじっくりと成長していくのだろうか。
北風の当たらない日当たりの良い場所だったので、他所より少し早めに芽を出したようだ。
コシアブラは、タラノメと違い新芽を取った後、新しい芽が出てくるということがないので、新芽を取り過ぎてしまうと落葉の時期までの半年間、葉の少ない寂しい姿をさらす事となってしまう。
山菜採りに夢中になり、そのようなむごい事をしないように、と今の内から自分に言い聞かせている。
※写真で、一番上に芽が出ていないのは昨年新芽を摘み取られたため

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春の息吹 そのⅡ(福寿草)

2006-02-26 17:33:14 | 景色
新年を祝う花だから「福寿草」と名付けられたという。早春を飾る黄金色の花が、庭の一番日当たりが良く暖かい場所に花を開こうとしていた。(今朝7時の撮影)
「福寿草 福寿草 床に飾ればほんのりと 急に明るい部屋の中 
 冬の日に 黄色い花は 歓びの あふれるように 生き生きと 
 母とまた 笑顔並べて 花の数 つぼみの数を 読んでみる。」
バァチャンは、尋常小学校の国語の教科書に載っていたものを未だに暗記していて、この花を見るたびに朗朗と吟じている。
 福寿草の花言葉は「おめでた」。
 この花を見て、何かおめでたいことがあることを期待しましょう。

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餌をついばむ白鳥

2006-02-25 06:23:49 | 景色
 冬の間、夕方になると我が家周辺の上空は白鳥の鳴き声で賑やかになる。10羽程度のグループを組んだ白鳥が何組もあの独特の美しい三角形の編隊を組み、大きな鳴き声をあげながら北西から南東へ飛んで行く。餌を求めて遠出し、夕方ねぐらに戻るところなのだろうか? 昨年までは我が家の水田用貯水池もねぐらとなっていたが、この冬は飛来する時期に土手の改修工事をしていたため敬遠されたようだ。
 昨日、厳美の「道の駅」駐車場で聞き慣れた声がしたので辺りを見回して見ると、雪が解けたばかりの近くの水田で白鳥が夢中になって(殆んど頭を上げずに)餌をついばんでいるところだった。この冬は寝雪となるのが12月上旬と早かったため、田んぼの中の落穂は手付かずに豊富に残っているはずだ。旅立ち前の準備で栄養補給をしているのだろう。
 そう言えば、夕方聞こえてくる鳴き声も随分少なくなった気がする。 既に北国へ旅立った白鳥もいるのかも知れない。

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春の息吹 そのⅠ(ケヤキ林)

2006-02-24 08:37:22 | 景色
春が近づくに連れて農作業も忙しくなって来た。日の出も早くなったこともあり、そろそろ朝仕事(朝食前の仕事)もしないと追いつかなくなりそう。
 昨日は、ボカシ作り、鶏舎の堆肥の搬出、土おろし と肉体労働が続き、マッチョな肉体が売り物のオジサンも夕方近くには腰がふらつき出してしまった。経験豊富なオバサンの方がまだ馬力が上のようだ。
夜はバドミントンの練習のため一緒に厳美中学校へ。
  ~ 夜バドで プライド確保の 情けなさ ~

□ 周辺が春めいて来ていることから、春の息吹を感じさせる風景を紹介したい。
今日は「霜後の滝」の100mぐらい上流にある砂州のような台地にあるケヤキ林。
このケヤキ林は、20年ほど前に景観づくりも兼ねてジィチャンが植えたもの。あまり目立たなかったのだが、昨年、下草等を除去したらそこそこの景観を呈するようになった。
 春が近づきケヤキの枝全体がほんのりピンク色となってきた。


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