霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
そんな「こだわりの農業ブログ」を毎日更新
主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係

痒みとの戦い

2012-03-31 20:26:27 | 健康
雑木の伐採や刈り払いをしていると。どうしてもウルシ等の肌に触れると猛烈な痒みを伴う樹液を
浴びたりしてしまう。
寒い冬場なら完全防備が可能だが、温かくなってくるとどうしても肌を露出する割合が増えて来る
のでこの種の被害に遭う確率も高くなるようだ。

昨日から前後の首筋に猛烈な痒みが走っていて悩ましい。
この種の痒みは虫刺され同様に「掻けば掻くほど痒くなる」のが相場なのでも゜掻きたい気持ちを必死に
堪えながら痒みが去るのを待つしかない。
しかし、起きている内は耐えることができても就寝中は難しい。
「絶対掻かないように」と自分自身に言い聞かせて眠りについても、夢でうなされたりしながら気が付くと
肌が傷つくぐらいボリボリ掻いてしまうことが多い。

タオル等を巻いて寝れば防止できそうだが、そうすると今度はタオルとの摩擦で余計痒くなったりするの
で逆効果となる。
ここ数日間はそんな「痒みとの戦い」を繰り広げなければならない。



ようやく日陰の雪も解け始めた。
最後まで雪が残っていた畑では既に行者ニンニクが芽を伸ばし始めていた。
ブログ仲間のオッちゃんから頂戴した北海道産なので寒さには滅法強いようだ。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

播種作業

2012-03-30 20:28:24 | 
種蒔きがスタートした。
流れ作業なので人手を必要とし、ジイチャンとバアチャンも含めた「いつもの老人四人組」で
作業を進めた。

この播種機は、以前は種のバラツキや水漏れ等のトラブルに悩まされることが多かったが、
今は扱いにも慣れ順調に作業ができるようになって助かっている。



種蒔きを終えて間もなくJA農機センターのAさんが訪れた。
種蒔き作業開始と同時にヘルプを出すのが年中行事化していたので、心配して来てくれた
ようだった。
その配慮に感謝する気持ちと「今年もよろしく」という意味も含めて少額ながら機械の注文を
させて貰った。

丁度種蒔きを終えたタイミングだったのでお茶を飲みながら話しが弾み、その後に予定して
いた仕事はすべて明日以降に順延とした。
仕事は異なるものの、農繁期がスタートすると朝から晩まで働きづめとなる「戦友」でもある
Aさんとは、何か相通じるものがあるように感じている。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

受託者会議

2012-03-29 20:49:42 | 
水稲の育苗受託はJAが取りまとめ役を担っている。
毎年、作業がスタートする前にJAで受託者会議が開催されるが、会議終了後の懇親会も
楽しみの一つになっている。
農業に関しては「天涯孤独の紋次郎」に近いので、専業農家と情報交換できる貴重な場に
なっている。

昨夜は、戸別所得補償制度や中山間地直接支払制度が話題になった。
両制度とも国が進める「規模拡大施策」の足かせになっている面があるようだ。
少なくとも、戸別所得補償制度に関しては、認定農業者に限定して支給していた従来の
制度の方が「政策」としては一貫性があるように思える。



各ハウスは順次育苗箱の受け入れ態勢を整えなければならない。
育苗作業完了後に直ぐに野菜の作付けができるよう、EMボカシと堆肥を撒いてから
トラクターですき込み整地した。
差し当たり二号と四号ハウスが苗箱を搬入できるようになった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

芽だし

2012-03-28 20:06:03 | 
水稲の「芽だし」の第一弾がスタートし今日から育苗機に入った。
約30℃の育苗機の中で三日ほど寝かせてから「種蒔き」に移行する。

今年は春が遅いので委託者の田植え時期を予測するのが難しくなっている。
早過ぎると余分に育苗管理が必要となるし、遅いと田植え希望日に間に合わなくなる
恐れがある。

育苗申込書には田植え予定日が書いてあるものの、これからの天候や気温で希望日が
前後するのは日常茶飯事。
申込書の予定日をシビアに運用したのではお客様に気の毒だし、あまり弾力的に行うと
こちらの負担が大きくなるというジレンマとの戦いになる。



種籾は10日ほど水に浸してから育苗機に入れる。
第二弾分も今日から浸し始めた。
この作業は水温を適正温度を保つためにハウスの中で行っている。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

田園将にあれなんとす その二

2012-03-27 22:36:04 | 山菜
昨日に引き続き叔母の所に行って刈り払いをしたり、斬り倒した木を搬出したりした。



写真では監視役みたいに写っているが叔母も木の搬出を手伝ってくれた。



刈り払いをしていて予期せぬ「宝の山」を発見。
一番奥にある休耕田は放置してからの年数が一番長かったらしく、耕地の全面が竹薮で覆われ
ていて視界を遮っていた。
そこの土手で幹の太い立派なタラノメ林を発見した。
我が家では既に二箇所に広いタラノメ林を造ったが、三番目となる有力な「候補地」を発見し、
嬉しくなった。

タラノメは耕地として活用できない急斜面でも育つのが大きな魅力。
写真の左側には広い急斜面の土手が下に広がっているので、手を入れて日当たりと風通しを
良くしてやればドンドン増えることは間違いない。
良質のタラノメが期待できそうだ。



今日は午前中の二時間で切り上げた。
帰りは叔母が自慢の「福寿草」の群生に見送られて帰路についた。



(補足)
タイトルは中国の田園詩人陶淵明の有名な「帰去来の辞」の一節から引用したもの。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする