霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
そんな「こだわりの農業ブログ」を毎日更新
主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係

生活研究グループ

2007-01-31 18:37:42 | 生活
オバサンは「一関生活研究グループ」に所属している。
昨日の午前はその「新年会」、午後は地方連「総会」の準備。
そして今日の午前中は「豆腐作り」と行事が続いた。

今日作った手作り豆腐は、学校の食育教育の一環として明日の給食に食べて貰うことになっている。



昨日は夕方までかかったので、野菜の出荷準備ができなかった。
そのため、今日の出荷は取り止めとなり、かなりのストレスとなっていた。
それでなくとも、農家にとって晴天の日の外出は辛いものがある。

今日は午前中だけだったので、午後は早々に野菜を収穫して出荷の準備を始めた。
このところの春を思わせる陽気で野菜も良く育っている。

オバサンは野菜の収穫や山菜採りをしている時が一番幸せだ。
「趣味の人」のオジサンと違って、オバサンに趣味は必要ない。

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異常気象

2007-01-30 18:38:40 | 景色
明日で一月が終わる。
こんなに雪の無い年は記憶に無い。
そういえば栗駒山の初冠雪も記憶に無いぐらい遅かった。
暖冬だけで済むのであれば、外仕事がはかどるので大歓迎なのだが、このオトシマエとして、春と夏の「寒さ」でシッカリと帳尻を合わせて来るから困ってしまう。

この異常気象が、環境破壊による地球温暖化の影響だとすれば、異常でも何でもない。
人間の驕りが招いた「当然の結果」と言える。

今の時期の我が家の主力商品はバッケ。
大雪だった昨年は2月までほぼ独占販売だったが、暖冬の影響で今年はライバルが多く、供給過剰気味となっている。
暖冬の弊害がここにも現れている。



昨年大胆に伐採した後の竹林が美しい。
遠くで見ても近くで見てもハッとする素晴らしさなのだが、これまで何度も試みたが、上手く写すことができない。
単に「写すだけ」カメラマンの限界か ?
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同業者

2007-01-29 19:18:01 | 家族
厳美に居を構えているバアチャンより四つ年下の叔父が、東の緩い傾斜地の一部を借りて畑を耕している。
僅か200㎡ほどの面積だが、農閑期の今でも毎日来て枯葉を集めて堆肥を作ったり、土作りをしたりして汗を流している。

専業農家よりも出勤時間が早く、朝食を済ませて外に出ると既に叔父の軽ワゴン車が畑の脇に停まっている。
農繁期ともなると夜明けと共に出勤して来るので、本職としてはプレッシャーがかかる。
もう20年近くも続いており、趣味の域を超えた立派な百姓と言える。

このように大の男が労を惜しまず手をかけているので、無農薬で育てた美味しい野菜が収穫できる。
自家消費する野菜の殆んどを供給しているようだが、その貢献度をあまり高く評価をされていないようだ。
農業を軽視する日本の悪しき風潮が蔓延している証拠かもしれない。



冬場でもこのように整備されている畑は、他所ではあまり見ることができない。

叔父の一番の晴れ舞台は、苺の収穫時期に孫を連れて来て「苺摘み」をさせるとき。
孫の喜ぶ顔を見ることができるのは勿論だが、家庭の中で叔父の存在価値が一番クローズアップされる時ではないかと推測している。
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バドミントン大会

2007-01-28 19:52:38 | 趣味
山形のバドミントン大会は、一~六部までクラス分けしたチームで一ケ月かけリーグ戦を行う。
オジサンの所属するチームは四部に入っているが、実力が伴っていないため苦戦の連続となっている。
このクラスに昇格してからオジサンは勝ったためしが無かったが、今日は師匠のイッシーさんと組んだダブルスで初めて勝つことが出来た。
組合せに恵まれたが面もあったが、勝ったことに間違いは無い。
しかし、チームとしては二試合行ったが、残りの9ゲームは全て負けてしまった。



写真は、二試合目にチーム内紅一点のMさんと組んだダブルスの試合。
相手は全員女性のチームだったが、技量と練習量の違いが出て、五ゲームで一セットも取れない完敗だった。



午前中に終わるかと思っていた試合が二時過ぎまでかかった。
応援していたオバサンと、山形名物の「冷たい肉蕎麦」食べてから帰路についた。
いつもなら尾花沢から赤倉温泉までは雪の回廊となる季節だが、暖冬で道路に雪は無く乾いていた。
運転は楽で助かったが、やはり「異常気象」が気に掛かる。

途中で、明日出荷する野菜やバッケが準備できていないことも気になり出した。
冬場は朝の収穫が難しいので、明日の出荷は諦めるしかないかも…。
コメント (4)
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武田鉄矢は変人?

2007-01-27 08:31:31 | 家族
もう20年前ぐらい前の話しになるが、盛岡時代にオバサンは癌の疑いがある悪性腫瘍で手術を受けた。
手術後に医者から「長くともあと二年の命となるかもしれない」と宣告され、オジサンは衝撃を受けた。
医者の前では何とか抑えたものの、病院の暗い廊下で窓の外を向きながら流れる涙が止まらなかった。

結論から言うと、心配された転移もなく無事に今日まで生きて来られたのだが、問題は、その時のオジサンの心理状態にあった。
「最愛の妻が死んでしまったら、寂しい、悲しい…」と動揺した混乱状態の中で、なんと「妻が死んだら若い女性と再婚できるかも?」という不謹慎なことまで頭に浮かび、予期せぬ「男の本音」に自分でも呆れ返ってしまった。

この恥ずかしい心境については、誰にも打ち明けず心の奥深くしまっておいた。
ところが、ある時、TVの対談番組で武田鉄矢が全く同じ心理状態だったことを告白しているのを見てから、オジサンの負い目はグンと軽くなった。
「ナーンダ、男って皆そのような心境になるものなのだ」と安心し、他人にも話すことができるようになった。

でも、最近また少し考えが変わって来た。
武田鉄矢はやや変人のようなので、彼の心境を「世の男性の代表として一般化するのは危険ではないか」と思い始めた。

単に「同じ変人がもう一人居ただけ」なのかもしれない。



明日、山形で開催されるバドミントン大会に参加する。
折角の機会なので今夜は上山温泉に二人で一泊することにした。
行く途中で、いつも親交のあるお得意様に米や野菜を届けるため、オバサンは畑から野菜を収穫してきた。



コメント (5)
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