「定住人口」や「交流人口」は聞いたことがあるが、「関係人口」という
呼称があることについては一昨日の新聞で初めて知った。
そして、「関係人口」が人口減少や過疎化に悩む地方都市に何らかの好影響
を及ぼす存在になってくれたら嬉しいと思って読んだ。
「広がる『関係人口』 地域持続のキーワードに」 (毎日新聞社説2023.11.24)
大都市圏などに住む人が、愛着を持つ自治体に継続的に関わり続ける「関係
人口」を広げる取り組みが活発化している。
特定の市町村に他地域の人がつながりを持つ場合、最も直接的なのは移り
住んで「定住人口」になることだ。これに対し、観光客などは「交流人口」と
呼ばれる。
関係人口は移住こそしないものの、一過性でなく特定の地域に関わり続ける
人たちを指す。
土地柄が気に入って毎年訪問したり、恒例のイベントに参加したりするような
ケースが典型的だ。人口が減っても人の往来で地域が活性化した状態を、明治大
学の小田切徳美教授(農政学)は「にぎやかな過疎」と表現している。
(中略)
(関係人口が)人口減少が進む中で、地域社会を持続していくための一つの足
がかりとなるだろう。
湿田解消のために考案した自慢の「塩ビパイプを利用した排水システム」が
15年以上も経過して突然機能しなくなった。
掘り起してみたらT字路の手前で両サイドが「泥詰まり」を起していた。