畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

春よ来い(その1)

2017-02-26 04:27:42 | 自然

 朝のうちは冷え込みが強く、雪も結構強く降っていました。

ところが、昼前から日が差し始め輻射熱でホームの雪も消え始めた。

 

 やはり、平年の半分ほどの積雪でしょうか。1メートルちょっと言ったところです。

小雪だった昨年はともかく、例年雪に埋もれてしまう駅名標もこの通り。

 

 朝、一度雪かきをしたホームもそれから降った雪さえ溶けてしまった。

もうすっかり春の雰囲気、春の訪れを感じさせる日差しです。

 

 こんもりとして見えるのは雪の小山。

駅前の駐車場を除雪し、ロータリー除雪車で一か所に投げたためにできたのです。

          (続く)

 

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碁太平記白石噺(座長だったら)

2017-02-25 04:16:13 | 暮らし

 「白石噺」は正式には次の写真の通り『碁太平記白石噺』です。(ネットで調べました)

歌舞伎や人形浄瑠璃で今でも演じられ世話物と呼ばれる範疇の物語の演題のようです。

  ずいぶん使い古された台本で、綴じ紐の紙縒りは新しい物に代わっています。

あちらこちらの地芝居で使われたものかもしれません。

 

  表紙をめくると役付け、そして小道具まで書いてある。

そして、先の「源平布引」と同じくスベルべには判然としないセリフが始まります。

 

  驚きの裏表紙と言うか分からない裏表紙!

瀧の屋 市川瀧の助と読むのかなー。別の一座の座長なのかなー。

 

  年号の明治の次は何と読むのでしょう。二なのか三なのか。

北魚沼郡今泉村になっていますが、先に紹介した「源平布引」では薮神村大字今泉になっていました。

  市川瀧の助が芸名で「山本庄吉」が本名なのでしょうか。

そちらの筋からも話を手繰り寄せてみたいような気もします。

 

 そして、「自芝居花覚」です。遠い我が家のルーツも見え隠れしているように思います。

地芝居ではなくて自芝居としたのは、祖父のプライドだったのでしょうか。

 いずれにしても、江戸や大阪で演じられていた浄瑠璃や歌舞伎が田舎で再現されていた。

昔の人たち、私たちの身の回りの庶民が一生懸命に生活し、そして暮らしを楽しんだ名残でしょう。

こんなものを残してくれた、会ったことのない祖父に感謝します。

 

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連載100-2「昔々の話」(続きその2終わり)

2017-02-24 12:37:18 | 暮らし

 

   昔々の話の続き

 

  明治十二年生まれの祖母の話です。


 他にも信じられない話しも聞かされた。

小出に用事に出掛けた曾祖父はあの「戊申戦争小出島の合戦」に巻き込まれたと言う話を聞いた。

戦が始まり、行き場を失った曾祖父は柳原に有った、ある料亭の傍の大きな柳の木の後ろに身を隠したそうだ。

 

 すると、官軍の赤熊(しゃぐま=薩長軍の冠りもの)を付けた指揮官と思われる侍と、

幕府軍会津藩士のこれまた立派な身なりの大将と思われる侍が、お互いに名乗りを上げて刃を交わし始めた。

 

 曾祖父はそれを柳の大木に隠れて見ていたと聞かされたが、本当の話で有ろうか。

史実から見ると、小出島戦争は慶応四年四月二十七日と有るから、時代的には間違いは無いだろう。

 

 この戦は明け六つ半(午前七時)から五つ半(午前九時)までと有る。

曾祖父は二時間余りの時間、柳の大木の後ろに隠れていたのだったろうか。

 曾祖父の話を知る叔父叔母たちもあの世へと旅立った人が多く、ことの真実を確かめるすべも無くなってしまった。


         (終わり)

   (おかげさまで地方紙と言うか町の新聞『越南タイムス』連載が100回になりました。)

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連載100「昔々の話」(続き)

2017-02-24 05:06:21 | 暮らし

   昔々の話の続き

 

 明治十二年生まれの祖母の話です。

 

その二

 昔、夜道を歩く人々を怖がらせる人魂があったそうだ。夜道の脇にくっきりと浮かび出て、

それを見た村人は震えながら、後も振り返らずに逃げ帰った。その夜道はしばらく人影が途絶えたそうである。

 

 祖母の父、私の曽祖父が繭を町場の問屋まで売りに行った帰り道の事である。

一杯やって帰路につくと山中の村に帰る道中は暗くなってしまった。

 

剛毅な曽祖父は期するところも有ったのであろう。

人魂が出るという噂の場所まで来ると、道から少し離れた林の中に噂どおりに出たそうだ。

 

 豪胆な曽祖父は「狐か狸の悪さに違いない。ここは一つ懲らしめて、

悪戯を止めさせよう」と考えた。持っていた、竿秤の分銅を風呂敷に包み、そっと人魂に近付き思い切り殴った。

 

 十分な手応えに良く見ると、殴ったのは狐でも狸でも無く、古びた木の切り株だった。

曽祖父のおかげで人魂の正体も分り、村人たちも安心して夜道を歩けるようになったと言う。

 

 想像するに、その人魂の正体は古い切り株に生えた、ある種のキノコか、

発光性の微生物だったのではないかと考えている。

今も昔も、話には尾ひれが付くし、つまらない噂話が信じられ、怪談になったりするのは同じ事だと、

怪談話を信じない私は思うのである。

                                       (続くその2あり)

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雪の遊歩道を歩く(その3終わり)

2017-02-23 04:37:37 | 登山

 登ってきたコース越しに、我が家の山の畑を見ます。

「わかるっかなー?わかんねーだろーなー?」って向こうの平の右端ですよ。

 

 堀之内御嶽山の頂上です。そう1.5メートルくらいの積雪かなー。

山の会が建てたものだと思うけれど、確か標高もあったはずだけれど見えないもの。

 

 うーん、「八海山」「御嶽山」ともう一つの山の名前は何だっけー。

石碑もともかく、頂上の鐘も雪に埋もれて叩けなかったらしく周りが掘られています。

 

 山の会の女性と会ったスベルべは例によって話に花が咲く。

立ち止まると寒いと言ってスベルべママは先へと進む。

 スベルべもしばらくして後を追ったけれども足跡も少なくなりずぼずぼと足は埋まる。

向こうに見えるスベルべママから携帯に着信。「引き返します」「どうぞー」。

 と、言うことで帰途に就くスベルべ夫婦。

遠い尾根に黄色のウインドブレーカーを着た山の会の女性が小さく小さく見えます。

 

 行きは良いよぃ帰りは怖い~のスベルべママです。

新調したばかりのスベルべのマリンブーツのグリップ力は最高でした。

 順調に下り日暮れの迫る前に下山終了。

いやー、まことに体に良い日でしたねー。冬の思わぬプレゼントのような午後でした。

       (終わり)

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