霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
そんな「こだわりの農業ブログ」を毎日更新
主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係

GOTOトラベル

2021-09-30 20:48:40 | 家族
 新型コロナが一時的かもしれないが沈静化しつつある。
 GOTOトラベルの再開は未だのようだが岩手県では「岩手の旅応援プロ
ジェクト」があり、また、花巻では「花巻市温泉宿泊施設等利用促進事業」
で県民限定の特典を用意していて、双方を併用できる場合もあるらしい。
 
 しかし、今は秘伝の収獲、販売で多忙を極めていて、その特典を利用する
余裕は全くない。
 当面は、行楽客が急増することを期待して仕事に励むしかない。 


 温泉巡りが趣味の娘夫婦も二年間の自粛生活に終止符を打ち、動き始める
らしいので久しぶりに孫達と会えるかもしれない。
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連作障害

2021-09-29 18:58:18 | 
 同じ枝豆でも品種によって特性を異にし、連作障害もある。
 当初は、出来の良かった畑を「秘伝適地」と見做し、二年連続して作付けし
た後に一年小麦を作付けし、その後再び秘伝を作付けするようにしていた。

 しかし、今年初めて秘伝を作付けし家の後の畑が大豊作となったのを見て、
作付け初年度が豊作になることや連作障害の存在にようやく気が付いた。
 そういえば「小麦&大豆」の二毛作を続けて来た畑も近年は不作続きと
なっている。
 これも連作障害と思われるので来年は枝豆とテレコにしようかと思って
いる。


 適地と誤解していた畑で秘伝を収穫。
 発芽率が低いだけでなく莢も少なく、高温障害で実の入らない莢も多く
見受けられ、極めて疲れる収穫となった。



 その畑の片隅の少し高い所に猫の額ほどの土地があり、就農当初に「虎の
尾」を植え付けたことがあったが、雑草に負けて物にならなかった。
 「兵どもが夢のあと」で、10年経過した今年も一輪だけ花を付けていた。
 現物はもっと綺麗なピンク色だが、夕方のためか写真では再現出来なかった。

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秘伝の販売好調

2021-09-28 18:56:38 | 
 「美味しい」との評価が定着し「新鮮館おおまち」では熊谷千代子ブランド
の枝豆を名指しで購入されるお客様が少なくない。
 しかし、それでも初めてのお客様もまだまだ多い。
 今朝、店頭で並べていたら「この秘伝という枝豆を昨日食べたら美味しかっ
たので今日も買いに来た」という嬉しい言葉を掛けて貰った。

  (野菊)
 今年は庄内五号が生産出来なかったため、長年「毎日欠かさず出荷」を
ウリにして来たにも関わらず、半月ほど枝豆販売の中断を余儀なくされて
しまった。
その関係もあって、例年と異なり秘伝の販売を開始した初日、二日は動き
は静かだった。
 しかし、三日目の今日になって火が付き各産直とも午前中に大半を売り
切ってしまった。

 曜日特性からすると明日は落ち込む日だが、それを無視して今日よりも
数を増やして出荷するつもりでいる。


 近付いても無視し平然と草を食むバンビちゃん。
 今日は、大豆畑の電柵の中に入っている時もあった。
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自民党総裁選に思う

2021-09-27 20:43:30 | 社会
    TVに出演している政治評論家によると、自民党の総裁選挙は決選投票の
見込みで河野太郎総裁誕生は厳しい状勢らしい。
 河野太郎は、国会軽視や数々のスキャンダルまみれの自民党を改革してく
れるという期待感があるが、岸田や高市では安倍・菅政治の延長にしかなら
ない気がしている。

  選挙情勢の分析に関して「超一流」と自負し、盟友河野理太郎を全面的に
支援している山本一太群馬県知事のブログの記事も最近は危機感を匂わせる
内容が多くなっている。

   一国民としては河野総理大臣の誕生は大歓迎だが、反原発、反自民で立民・
共産に期待する立場からは河野総理誕生は「出来れば避けたい」という複雑
な境地にある。
 自民党の若手議員が、最近の自民党支持率向上と新型コロナ感染の減少
傾向から「誰が総選挙の顔になっても大丈夫」と安心してくれたら有難い。


  小鹿のバンビちゃんは、家の近くの林にネグラを構えたらしく、連日、
秘伝畑の電気柵の外側に姿を現している。
 親とは完全に「生き別れ」になったようだ。
 可愛いので餌付けをして飼ってみたい心境にもなるが、拘束される
生活よりも「自由に歩き回る方が幸せ」と諦めた。

(参考)
 山本一太知事の27日のブログから脱原発に関する内容を抜粋

そう言えば、どこかの新聞が、「来年の選挙を控えた参院側には、河野太郎氏への警戒感が強い。河野氏の脱原発を含む過激な主張が、次の参院選でマイナスに働くことを恐れている」みたいな趣旨の記事を掲載していた。

 これは明らかに誤解だ。河野太郎の主張するエネルギー政策は、けっして過激ではない。実際、河野氏は、ただの一度も、「明日から原発を全廃する」などという非現実的な発言はしていない!

 そもそも、「将来的に脱原発の実現を目指す」というのは、自民党の基本方針だ。原発への依存度を減らしつつ、再生可能エネルギーの割合を高めていくという方向性は、今も変わっていないと認識している。

 政権交代で自民党は野党に転落した。その時期に、自民党エネルギー政策特命委員長(兼政調会長代理)として、党内で30回以上の議論を重ね、党のエネルギー政策を取りまとめた張本人(山本一太)が言うのだから間違いない!

 現実をよく見て欲しい。日本は、人類史上最悪とも言うべき原発事故(未曾有の複合災害)を経験した。現在の国民感情や世論を考えたら、今から原発の新増設なんて出来るわけがない!ましてや、世界の潮流は、「グリーンエコノミー(環境と経済成長の両立)」と「カーボンニュートラル(脱炭素)」なのだ。
 
 再生可能エネルギーや自然エネルギーの大胆な活用を主張する河野太郎氏のスタンスこそ、時代の流れに合致している。「河野太郎は脱原発だからダメだ!」と考えている皆さん、そうは思いませんか?!
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「秘伝の収獲」始まる

2021-09-26 20:15:54 | 

 今日から秘伝の出荷を始めた。

 同じ秘伝でも畑によって作柄に極端な差が出ることは稀ではない。
 昨年は最後まで残していた川向かいの畑が不出来で、収穫を途中で
諦めたが、今年は最初に収穫を始めた高森の畑が不作だった。

 秘伝は花が咲く時季に34~36℃の高音が続くと莢を付けても実が
入らない状態となるが、その典型例だった。
 収獲時に廃棄するが、それが連続すると意気消沈し、いつも以上に
疲れを感じた。

 そのままで一日を終えるのは辛過ぎることから、作柄のいい家の近く
の畑で「口直し収穫」をした。



   僅かばかりの面積の畑に作付けしていたエゴマを収穫した。
  自家消費目的での栽培だが、大部分は産直販売に向けられる。
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