霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
そんな「こだわりの農業ブログ」を毎日更新
主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係

種蒔き

2010-03-31 21:03:22 | 
種蒔きの第一弾を無事に終えることができた。
若干のトラブルがあることは折り込み済みなので「順調に終えることが出来た」と言ってもいい進み具合だった。

既に20年近くも利用している播種機は事前にチェックして一部は修理していたが、全体的に見ればそちこちにガタが見受けられる。
それでも「種を播く」という中心的部が機能する間は使い続けるつもりでいる。



種播き後に育苗機に入れた育苗箱は三日後にハウスに運ばれる。
先日耕した受け入れ先のハウスはオバサンが運搬車のクローラーを利用して奇麗に整地してある。
一週間もすればハウス内は美しい新緑の世界となるはず。
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思い出の橋

2010-03-30 22:12:27 | 思い出
産直二ヶ所の出荷を終えた後は大久保橋経由で帰ることが多い。
厳美渓から2kmほど下流の磐井川にかかるこの橋の下は小学校時代に学校指定の唯一の「泳げる場所」だった。
「海水浴」などという言葉も知らずプールも無かった時代なので、水泳は「川でやるもの」とばかり思っていた。

当時の大久保橋は木造で、所々朽ちて穴が空いているような恐い橋だったためか「大雨で増水した川に橋から落ちる夢」をよく見て夜中に目が覚めたものだった。



そんな思い出の橋がいつかコンクリート造りに変わっていたが、幅が狭いままだったため車両交換に難があった。
その不便を解消するため新しいアーチ型の立派な「新大久保橋」が完成した。
まだ「開通セレモニー」も行われていないが数日前から利用できるようになって大変便利になった。

橋の上からの景色を眺める度に川遊びをした子供時代を懐かしく思い出すことが多いが、既に半世紀も前のことなのについ昨日の事のような気がする時がある。
そして、人は己の人生を振り返り「ホンの一瞬の出来事」と思って死んで行くのではないかと想像したりすることもある。
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刈伏せ

2010-03-29 19:42:34 | 山菜
植菌したキノコのホダ木は「本伏せ」の前に「刈伏せ」をして種駒の透着・伸長を図る必要がある。
シイタケとナメコは「悪しき前例主義」で何の見直しもせずに昔からのやり方を踏襲していたが、初めて挑戦するヒラタケ(シメジ)とクリタケについてはどんなやり方をするのか皆目検討が付かなかった。
  
作業する段になってドロナワでネットで調べたらキノックスという会社のHPにキノコの種類毎に詳しい栽培方法が掲載されていたので助かった。
当然のことながらキノコによって「刈伏せ」方法も違っていて、シイタケとナメコについてもこの機会に改めることにした。


 (左側は段ボールと二重のブルーシートで全体を覆ったヒラタケ、右はシートを被せただけのクリタケの「刈伏せ」)

今夜、オバサンは「道の駅」の理事会、ジイチャンとバアチャンは老人クラブの温泉一泊旅行、息子は夜勤、会社が休みの娘は夕方になるといつも外出するのが通例。

「一人寂しい夕食」を覚悟していたら、夕方外出する娘が「夕食は何時から」と珍しく訊いて来た。
可愛そうな父親のために夕食の準備をしてくれるものと期待して問い返したら、下の娘の友人がお土産に持参してくれたばかりの「新潟の銘酒」が狙いだった。
恐るべき「ウワバミ女の下心」にガッカリしたが、それでも「一人で呑むよりは気が紛れるかも」と思い直した。
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厳美渓

2010-03-28 20:46:22 | 産直
「道の駅」のお客様の大半は厳美渓と栗駒山を訪れる観光客。
一昨年の地震で通行できなくなっていた栗駒山への道も五月末には二年振りに開通する。
その日を心待ちにしている観光客相手の業者や産直の生産者も多いはず。

ドン底の不景気の中なので海外旅行等は見合わせ「安・近・短」で済ます家庭が多くなることを心密かに期待している。



今朝もいきなり冷えて寒かった。
朝の厳美渓もいかにも寒そうな雰囲気を醸し出していた。
春が遠く感じられてならないが、例年並の気温に戻るのは四月に入ってからになりそうだ。
コメント (3)
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バッケ(フキノトウ)

2010-03-27 20:28:22 | 山菜
バッケが品薄状態のはずの1~2月でも「新鮮館おおまち」では供給過多状態が続いていた。
その意味では以前ほど「美味しい商売」では無くなってしまった。

それでも、出荷物が少ない冬場の貴重な収入源となるバッケは捨て難いと思っている。
仕事の合い間の気分転換として活用てだきるのも魅力だ。



農作業が本格化し始めるとバッケ採りの時間的余裕は無くなるが、明日は日曜日なので厳美の「道の駅」に出荷するつもりで小一時間ほど気分転換をして来た。
需要はこれから本格化するかも知れないが、これが今シーズン最後の出荷になるかもしれない。
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