シソの葉

ニンニクの収穫に先立ってバアチャンは既にシソの葉の収穫を開始していて「塩漬け」を
作り始めた。
そして、そのオコボレが時々食卓にものぼるようになった。



シソの葉の料理としては「かき揚げ風テンプラ」が最高と信じて疑わない。
早速先日の夕食で「今年の初物」をご馳走になったが期待通りの味だった。

シソの葉を使った料理で二番手に来るのが、キュウリと混ぜ合わせてニンニクや醤油、
ゴマ油等で味付けした和風サラダ。
新鮮なキュウリの食感とシノ風味それにニンニクのピリッとした味と香りが加わりビール
の最高の肴になる。

　

キュウリ、シソの葉、ニンニクと自家生産の三点セットが出揃ったところで、その和風
サラダ作りに娘が初挑戦した。
その努力は評価するものの、「母の味」に達するまでは少し時間がかかりそうだ。

ニンニク

仙台時代に親交のあった電動工具店経営の中沢さんは、「カツオの刺身はニンニクが一番」が
口癖だった。
残念ながら49歳の若さで亡くなられ既に20年が過ぎている。
自分の生き方に少なからず影響を与えた凄い人だった。

「呑んだ席での発言には責任を持たない」と言いつつ、ペロンベロンに酔っての発言でも
次の日にはしっかりと実行に移していた。

その中沢さんに感化され「カツオはニンニクで」が定番になって久しい。
丁度ニンニクの収穫が始まる頃にカツオの刺身が安くなるのでグッドタイミングになっている。



収穫したニンニクは乾きを良くするため根を切り取ってから軒下に陰干し状態で保管する。
そして自家消費は勿論のこと産直にも出荷している。

ニンニクは色々な料理に活用できる人気商品となっていて供給が追いつかない。
出来ればもう少し「作付面積を増やしたい」とは思っている。

胸騒ぎ

昨日は「集落内に熊が出没しているので注意」との連絡が入っていたし、今日は隣接する
集落で山火事騒ぎがあり、消防車、救急車、パトカー、その他の車が集まっているのが畑
から見えた。

こんな事が続くと、いずれ大きな災害でも起こりそうな胸騒ぎがしてくる。

ここ数年で大きな地震に二回も遭遇し、それに原発事故が追い打ちをかけたことから、
やや被害妄想になっているのかもしれないが・・・。



夏を思わせるような暑さと晴天続きで豆畑の土寄せは土煙が立つぐらいになっている。
畑も田んぼも一雨欲しい状態だが、来月になるまで雨は無さそうだ。

「モヤモヤ」解消

高齢となった年寄りと一緒に暮らしていると色々な確執が生まれる。
実家の母もそうだが、まともに聞いていたら「親子の縁を切ってやる」と言いたくなるような
「逆なで発言」がワンサと出て来る。

大きな衝突が先日あって悩ましい日々を送っていた時に、いつも親交のあるＫさん（高齢の
ご両親と同居の身）が訪れたので悩みを聞いて貰った。

そうしたら「そんな事は何処の家でもある話し。まともに相手をしていたら別居や縁切りに
繋がるだけ」といとも簡単に切って捨てられた。

その断定的な話しを聞いて今まで胸に詰まっていたモヤモヤが一気に晴れる思いがした。


（豆っ葉を卒業した畑から順次防鳥ネットを外し回収を始めた）

「種蒔き」が終わって少し精神的に余裕が出来た感じがしている。
「こんな気持ちの余裕を持って日々暮らすべき」と改めて思った。

セピア色のアルバム

先日のクラス会で、写真を動画風に編集したＭ君渾身の作「セピア色のアルバム」（ＤＶＤ）が
参加者全員に配られた。
幹事役の一人だったＳさんは家に戻ってからじっくりと鑑賞し「涙を流した」とのこと。

その思い出一杯の感動的ＤＶＤが最終版かと思っていたら、今回のクラス会模様も織り込んで
編集し直し、不参加者も含めて全員に送付したという。

届いた日に早速Ｍ君に電話をして来た仲間も居たらしい。

このＤＶＤは40年以上も前に一緒に学んだ仲間達の「新たな絆づくり」に計り知れない効果をもた
らしたようだ。



ＤＶＤの一コマ。
髪も乱れ浴衣も崩れ、顔はお猿さんのように真っ赤かになっての二次会。
酔った勢いで音痴がアカペラで歌った「三人家族」。

♭　しあわせは　あなただけ～　あなただけ～

賑やかだった会場が一瞬静かになって「困った」記憶だけが残っている。