霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
そんな「こだわりの農業ブログ」を毎日更新
主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係

田植え

2009-04-30 19:31:43 | 
「風薫る五月」には一日早いが田植えをスタートさせた。
暑からず寒からずの快晴に恵まれ、田んぼを吹き抜ける爽やかな風が心地良かった。

田植えを急いで苗を減らせば「ハウスの苗管理」の手間が省けるので少しでも多く済ませたいところだったしその時間もあったが、毎日通院して注射を受けている身であることを考慮し、今日のところは3枚の田んぼだけで終わりとした。



初日特有のトラブルも無く順調に進んだし、植えた後も初年度の頃に較べると曲がりも少なくなった。
「牛歩の如き歩み」なれど着実にスキルは向上しているようだ。
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現行犯

2009-04-29 21:27:26 | 山菜
新しくなった門口を通って午後の代かきに田んぼに行こうとしたら、エグネ(屋敷林)に四人組の男が入ってタラノメを採ろうとしていた。
直ぐに大きい声で注意して止めて貰ったが、この種の輩には「罪の意識」が全く無いので困ってしまう。
「私有地に勝手に入って山菜を採るのは窃盗に当たるから警察に連絡させて貰うよ」と脅かしても全く動じない。
一応車のナンバーをチェックして解放したが、「採るつもりはなく単に眺めていただけ」などと白々しい嘘を平気でつく連中だったからこの道のベテランかもしれない。



「立入禁止」の看板を無視する連中は毎年必ずいるが、エグネ分については周囲の田んぼで代かきや田植えをしている時期なので「監視体制」が十分となるが、それ以外の目の届かない場所については防ぎようが無い。
早くGWが終わってまた「静かな山村」に戻るのを待つしかない。
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競争激化

2009-04-28 21:05:12 | 山菜
こんなに山菜採りが押し寄せて来たことは今までには無かったこと。
オジサンの最大の楽しみであるタラノメ採りもその煽りを受けている。
幹線道路沿いは勿論のことこれまで人が入る事の無かった場所にまで先客があって驚かされる。

ある地域では「タラノメの数よりも山菜採りの数の方が多い」とも噂されているらしい。

「不景気でホームレスの新規参入が増え、廃品集め等で生活を維持していた既存のホームレスの生活が成り立たなくなっている。」と昨夜のTVが放送していたが、同様に山菜採りの「新規参入」がオジサンの生活基盤をも脅かす勢いだ。




それでも、いずれはこんな日が来るものと予測し、エグネ(屋敷林)周辺をタラノメ林にするという構想は着実に前進している。
「点から線」、「線から面」、「面から立体」と年を追うごとにタナノメ林が拡大し収穫量も増えて来ている。
このまま順調に進めば数年後には桃の花ではなくタラノメの「桃源郷」が誕生するかもしれない。
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ヒマナスターズ

2009-04-27 20:43:47 | 家族
庭の一部と門口の舗装工事が今日終わった。



その仕上げの工事をジイチャンは朝からずっと見物していたが、午後になってからバアチャンと厳美の叔父も加わった。
忙しく動き回っているオバサンはそれを見て「なんて暇な人達だこと」と言って笑うのを聞いて、昔、暇を持て余している人達を指して「ヒマナスターズ」と呼んでいたことを思い出した。
ちなみに、当地方では「人達」のことを訛って「スタズ」と言う。



今回の工事のスポンサーとなって大金を拠出することになったバアチャンは感慨も一入らしく、工事関係者が帰った後で約60mある門口を手押し車でゆっくりと往復し「歩き初め」をしていたが、その顔には「大満足」と書いてあった。
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低気温

2009-04-26 20:35:02 | 
雨が二日間続いたので田植え用の水不足の心配は無くなったが三日前から気温が急に低くなった。
こんな寒さの中で田植えをしたら温室育ちの「早苗ちゃん」が風邪をひいてしまう。
週間天気予報によると30日から温かくなる見込みなので田植えはその日からスタートすることに決めた。

田植えの日が決まると必然的に代かきの日も決まる。
最後の代かきで田んぼに凹凸を残すと秋まで補正ができないので慎重に作業を進めた。



恒例の山菜採りに五時過ぎに出かける際、大袈裟に防寒服を着用した。
暑くなったら途中で脱げば良いと思っていたが、最後まで着用したままとなった。
この寒さで山菜の生長にも急ブレーキがかかっているように見えた。

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