霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
そんな「こだわりの農業ブログ」を毎日更新
主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係

異常気象 その二

2012-08-31 20:22:52 | 天気
枝豆の出荷は10月中旬まで切れることなく続けられるよう品種毎にスケジュールを決めて
種を蒔いたつもりでいた。
しかし、今年の異常気象で収獲期が集中したり逆転現象が生じたりして混乱状態が続いて
いる。

お盆用にトルコ桔梗を栽培していた生産者仲間は「猛暑のためお盆に花が咲かなかった」と
嘆いていたので、異常気象の被害者は少なくないようだ。



稲刈りの準備作業として田んぼ周辺の草刈りが最盛期を迎えている。
草を刈ることによって日当たりと風通しが良くなり田んぼの乾きを良くすることを期待している。

写真の奥に何本か見える栗の木は既に収穫期を終えたかのように葉が枯れ始めた。
これも猛暑による害虫被害あるいは病気によるものと思われる。
記録的猛暑の年は「栗も期待できない」ということか。
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本能

2012-08-30 21:42:41 | 家畜
我が家の猫は歴代「タコ」を襲名することになっている。 
歴代のタコはネズミを捕獲するとネズミを口にくわえたまま普段とは異なる独特の鳴き声を
上げ誇らしげに人間にアピールする。
猫と人間の共同生活がいつの時代から始まったのかは不明だが、その後に習得した獲得
形質なのかもしれない。

我が家では猫も犬もペットというよりも家畜に近く、それぞれが使命を帯びていてタコは
勿論「ネズミを捕る」ことが最大の使命となっている。
現在のタコは幼い内に親と離ればなれになったが、誰に教わる訳でもなく「本能」のまま
ネズミを捕りその後の誇らしげなパーフォーマンスを演じている。



最近その晴れがましいパーフォーマンスをあまり見かけなくなったのは猛暑のために
少しへばっているのかもしれない。

早朝の草刈りを終えて帰ったら庭の石の上で朝の「昼寝」を決め込んでいた。
気温が上がる前の涼しい時間帯に「昼寝」を済ませるつもりのようだ。
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異常気象

2012-08-29 18:24:24 | 天気
ブログ仲間のスベルベさんによると大干ばつで「魚沼の畑は砂漠状態」とのこと。
当地は干ばつこそないものの春の雨不足と8月以降の猛暑で収獲期が狂って少なからず
影響を受けている。

枝豆の「湯あがり娘」はお盆の繁盛期に間に合わなかったために、収獲適期のものを売り
捌くことができず廃棄処分(トラクターで踏み潰し)した畑も出てしまった。
また、猛暑のためか雑草の勢いも強く虫の被害も例年よりも酷いものがあった。



これから収獲期を迎える後山の小屋前の畑は雑草が蔓延り豆畑とは思えない景色に変身し
とても二度も「中耕除草」した畑とは思えない姿になっていた。
この畑特有の背丈のある二種類の雑草が「我が世の春」ならぬ「我が世の夏」を謳歌していた。

これらの雑草を今更取り除いても今年の収穫には影響しないが、来年以降に備えて種を落と
さないよう鎌を使って取り除くことにした。
夕方近くの涼しくなってから一時間余りで畑の1/3ほどを終えることができ、お蔭で見通し
も良くなり豆の葉も現れて本来の「豆畑」の姿を取り戻した。
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猛暑

2012-08-28 20:43:38 | 天気
「百姓殺し」とも思える厳しい暑さが続いている。
お昼前から午後の三時過ぎまでの外仕事は「命懸け」となるので避ける
毎日が続いてる。
週間天気予報によると9月に入っても30℃を超える日が続くらしい。

それでも昼寝をする二階の部屋を通る風は大分涼しくなって来て、今日は
「気持ち良く」昼寝が出来た。
その風が夕方になったら「涼しい過ぎる」ぐらいに思えたので「秋の到来は
近い」と思えた。



田んぼは稲刈りに備えて水を徐々に少なくしているが、そろそろ本格的に
落として乾かさなければならない。
夏に雨が少ないと、逆に稲刈りシーズンになると雨が降ったりするのが常。
今に内に十分に乾かしておくことに越したことは無い。


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夕顔

2012-08-27 20:12:42 | 野菜
我が家の場合、生産物の中で一番図体のデカイのが夕顔。
植え付け後の手が掛からないことや収穫後も拭いてそのまま出荷するだけという簡便さが
魅力となっている。
ただ図体がデカイ分、数が多くなると持ち運びに苦労するのが難点。



写真の夕顔は棚からぶら下っているので生育状況は一目瞭然だが、地這いで栽培している
畑では葉や雑草の陰になって発見しづらい面がある。

先日、大量に予約注文があったにも関わらず、そんな数は収獲できないものと思い込んで
断ったが、地這いの畑を丁寧に探してみたら16本もの巨大化した夕顔が見つかった。

場所をとるので全部を一カ所の産直に並べる訳には行かないので「道の駅」と「新鮮館
おおまち」の二箇所に分散して出荷した。
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