霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
そんな「こだわりの農業ブログ」を毎日更新
主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係

江戸時代の「霜後でのキノコ狩り」

2022-06-07 17:47:09 | 文化
    一関の博物館は厳美のバイパス沿いにあり「道の駅」と隣接しており我が
家からは車で5分の所にある。 
    昨日の地元紙で1847年に描かれた「霜後でキノコ狩りを楽しむ風景」
が展示されていることを知り、大きい絵で観たいと思い「雨の日を幸い」に
二人で覗きに行った。


    絵の風景からすると川向い当たりかと思われるが、当地に一関藩主である
田村の殿様が遊山に来ることもあったことを知り嬉しくなった。 

   なお、新聞では松の木林なので「マツタケかもしれない」と報じていたが、
多分香茸(イノハナ。当地ではエノハナと称す)或いはアミタケかと思われる。
 当地でマツタケが採れるという話しは聞いたことが無いが、香茸は結婚し
て間もない頃に採った記憶がある。
 アミタケは今でも採れるが、原発事故による放射能汚染で「山のキノコ」
を食することが出来ないままとなっている。

(追申)
 博物館で絵を観た妻が「キノコの大きさや形からするとハツタケではないか」
との見解を示した。
 そう言われてみれば松の木の下で何度か採ったことがあったのでハツタケの
ような気がして来た。
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ビッキ

2019-12-21 20:57:04 | 文化

厳美の「道の駅」の二代目の代表理事だったSさん(故人)はアイヌ語に造詣が深く、市内各地に
アイヌ語を語源とする地名が多く残っていると具体的な地名を挙げて説明をしてくれたことが
あった。
霜後の「ソウは滝、ゴは窪地を意味する」とも教えてくれた。


(札幌から昨日戻った生産部長は早速赤カブの収獲を始めた)

昼食時にTVの「なんでも鑑定団」の再放送を観ていて「アイヌ語のビッキは蛙を意味する」
ことを知って驚いた。
蛙をビッキと呼ぶのは当地では「標準語」に近かったので、地名以外の動物の名前でも
アイヌ語が残っていることを初めて知った。

また、牛のことをベゴと呼ぶのも「アイヌ語が語源ではないか?」と思って、ネットで調べたら
ところ、案の定「ペコ」と呼んでいたようだ。
アイヌ語が語源となっている名詞等は「もっと多く存在する」のかもしれない。
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