霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
そんな「こだわりの農業ブログ」を毎日更新
主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係

場違いだったコンサート

2016-04-30 21:38:51 | 趣味


クラッシック音楽とは全く無縁の人間が東京藝大音楽部音声学科卒の声楽家のコンサートを
聴く破目になった。
ことの発端は2月11日に開催された「新鮮舘おおまち」の新年会の席で役員の鈴木さん(女性)から
「今度、息子のコンサートがあるので是非・・」との誘いがあったことだった。

2人分の前売券購入をその場で約束してしまった。
酒席での発言には「責任を負わない」主義だが、「女性は裏切らない」をモットーとしている関係で
約束を履行せざるを得なかった。

そのコンサートがまさか4月末の繁忙期と重なるとは夢にも思っていなかった。
「忙中閑あり」という言葉もあるが、この超繁忙時に無理やり時間を作って義理を優先させた。



コンサート最後の二曲はオペラ「セヴィリアの理髪師より『この万能金貨』」と愛の妙薬より
『アディーナ、一言だけ』」だった。
このイタリア語ばかりの掛け合いの歌を聴いて、意味も分からないまま声量の豊富さに感動した。
特に、藝大を主席卒業したというゲスト出演のバリトン歌手の迫力には圧倒された。

しかし、最後に400人近い聴衆も一緒に「ふるさと」を歌った際に「場違いな所に来てしまった」ことを
痛感させられた。
観客席周囲の人達の歌の上手さはまさに「ビックリポン」だった。

聴衆の殆どがコーラスサークルに所属する等、大なり小なり音楽に関係する人達ばかりだったようだ。
一緒に歌うことも出来ないまま「うろたえる二人」がいた。

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離婚するので・・・

2016-04-29 19:41:30 | 経営


産直の売上は生産部長名義の預金通帳に入金される。
JAの支払いや国等からの補助金の受入れは息子名義の預金を使っている。
農家の場合はそんな処理をしながら税務申告は家族分全部を筆頭者一人の名義で行っている例が
多いと思われる。

しかし、税務署は預貯金通帳から納税状況等を追求するようになっているので預貯金の受入れや
支払いも「申告者名義でしておくべき」とその筋に詳しい人からアドバイスを受けた。

マイナンバーが普及し出したら直ぐに指摘されるであろうことは想像に難くない。
そもそもマイナンバー制度は「脱税防止が主目的」と一般的に解されている。


(にわか雨と冷たい風が吹く変な天気の下で代かき)

痛くない腹を探られる前に「早めに是正すべし」との助言に素直に従い、早速「道の駅」と
「新鮮舘おおまち」に振込先名義の変更を申し出た。

変更理由も告げずに申し出るのも変かと思い「女房と離婚することになってので・・・」と
言い訳したが、どちらの担当者も変更理由については全く取り合わず無視されてしまった。

「やっぱり」と思ったのか「冗談ばっか」だったのか何とも判別がつかなかった。




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スピードラーニングの「その後」

2016-04-28 22:29:58 | 趣味


既に購入してから5年ぐらいは経過し、全48巻中27巻まで進んでいる。
「継続は力」を信じ今もトラクターと二台の軽トラのエンジンをかけるとCDが動き出す。

トラクターのメンテに来るクボタの営業マンがそれを聞いて「もう英語がペラペラになった
んじゃないの」と茶化す。

「バカヤロー、狐や狸の棲む山の中で暮していて日本語さえ話す機会が無い。その日本語も
たまに話す相手はトラクターの押売りに来るアンタだけ。英語が話せるようになるわけが
ない。」と切り返している。


(一日中雨が降り続いたが、代かきには絶好の天気となった)

「代かき」が始まり一日中トラクターを運転する日が続く。
久し振りにスピードラーニングも新しい巻に取り換え、28巻目に突入した。


コメント (2)
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2016-04-27 21:30:56 | 自然


狸、熊、鹿は畑作物に害を加えるが狐はそのような悪事は働かない。
ネズミを主食にしているらしいし、廃鶏を片付けてくれるので我が家にっては
むしろ有難い存在になっている。

夕方になるとほぼ毎日のように巡回して来る狐が居る。
チェーンに繋がれている番犬チャッコロがいくら吠えても全く意に介さない。

益獣を追い払う必要は無いが面白半分に時々チャッコロを放してやることがある。
でも、チャッコロが走り出す前に狐が察知して「早逃げ」するのが常だった。
しかし、今日は違った。

狐が逃げ出す前にチャッコロが走り出し狐は接近するまで気が付かずにいた。
そこから至近距離での「追いかけっこ」が始まった。
田んぼの畦を二匹が疾走する光景は競馬並みの見応えがあった。

狐は普段重力を感じさせないような軽快な走りをするのでチャッコロの敵ではないと
思っていたが、約50mほどの駆けっこで距離が縮まることも無かったが差が開くことも
なかった。

飼い主に似てやや愚鈍な我が家の番犬だが、その俊足振りを見て少しだけ見直した。
結局、狐が藪の中に逃げ込んでレースは終了した。



明日から代かきが始まることから薪割りを終わらせようと思った。

残っていたのは僅かに長過ぎて薪割機に入らないものばかりだったのでチェーンソーで
半分に裁断してから薪割機にかけるため時間がかかった。

結局、軽トラで二台半の分量となったが「残業対応」でかろうじて終えることが出来た。

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今年も始まった「ネット掛け 」

2016-04-26 20:50:01 | 


枝豆の播種後にネットを掛けて鳩からの被害を防止するのは我が家の専売特許。
早生品種の枝豆を家の前の畑に蒔いて今年も恒例の「ネット掛け」がスタートした。

お試し程度の僅かな面積の播種なのでトラクター牽引式の播種機は使用せず原始的な
手蒔きで済ませた。



昔からの畑は転作田と異なり枝豆やトウモロコシを作付して失敗した例は無い。
昨年の早生品種は未だ湿気が残る転作田に蒔いて大失敗(収穫ゼロ)だったので、その反省を
踏まえ万全を期した。

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