森林組合に欅林の間伐を依頼した際、「伐って欲しい木に赤いテープを巻きつけて」と逆提案
されたが、その稼働を確保できないことから「林を半分にした南側のみを残す」ことにした。
欅以外の雑木等は周辺も含めて全部伐採することにしたのは言うまでもない。
結果的に南側に間伐すべき欅が少し残ってしまったが、それでも集落中心部の景観は大幅に改善
され見違えるようになった。
先日、他の仕事で訪れた森林組合のチーフが遠くから欅林を見て「立派だね」と自画自賛していた
ので、「さすが森林組合の仕事は違うと評判になっている」と持ち上げたら「そんなに褒めて貰って
も何も出ませんよ」と笑いながら満更でもない顏だった。
新たに借り入れた休耕田を耕起しながら久保川を挟んだ南側から初めて欅林を眺め、私自身も
大満足だった。
桃源郷への道は「桃の花を育てる」だけではないのかもしれない。