安心、安全と美味しさへのこだわり
そんな「こだわりの農業ブログ」を毎日更新
主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係
畑は徐々に雑草に覆われつつある。
早めに手を掛けたいが猛暑のために日中の外仕事が出来ない日が続いていて
なかなか手が回らない。
それでも午前中は長めの休憩を入れながら頑張っているが、午後は四時過ぎ
まで外仕事を自粛している。
例年夏になるとそんな日が数日続くことはあったが、今年は「連日」なの
で農作業の遅れに大きな影響を来たしている。
稲は穂を出し始めると大量に水を必要とする。
しかし、何枚かの田んぼには十分な水を供給できずにいた。
そんな不安をかき消すように昼過ぎになってバケツをひっくり返したような夕立があった。
待ちに待った今年初めての夕立だった。
これで何とか「ビデリノ夏」は回避できたとホッとしていたら、四時前に再び大きな音を
立てて雨が降った。
なんと「夕立の二連発」という大サービスの一日となった。
午後にそんな夕立があることも知らずに午前中は高森の草刈りに出かけた。
蒸し暑い中、先日刈り残した分と電柵周囲の草を刈っただけだったが、炎天下の作業による
体力の消耗は想像以上のものがあった。
二毛作で大豆を蒔いた市野々の畑に久し振りに行って見たら雑草に覆われているのに驚いた。
特に以前耕作放棄地状態だった小さい畑が酷く、中耕除草では株間の草を退治できない状態に
なっていた。
それでもせめて畝間だけでも除草をしたいと涼しくなった夕方に市野々に向った。
大豆と雑草が同程度に伸びてしまうと中耕除草が手遅れとなり、株間の草退治までは出来ない。
手遅れながらも培土機で畝間の草を退治し、今後は「法面草刈機で対応するしかない」と思われた。
「美味しさ」へのこだわりで枝豆同様にトウモロコシについても味に定評のある品種を
選んでいる。
トウモロコシは就農以来「サカタの種」のゴールドラッシュを作り続けていたが、昨年は
同じメーカーの「しあわせコーン」にも挑戦してみた。
どちらも美味ではあるが実の柔らかさからするとゴールドラッシュが勝るようだが「歯ごたえの
あるのが好み」の人も居るので優劣は付けがたいようだ。
(ハネモノは食卓に並べられる)
「新鮮館おおまち」では「朝どり」の美味しさが浸透し首都圏に住む親戚等へ贈り物
として活用するお客様も増えている。
嬉しい話しではあるが、美味しさの秘密は「朝どり」だけでなく品種も関係している
ことも知って欲しい。
夏本番を迎え生長著しいのは農作物だけではない。
畑の雑草も次から次と繁茂し、除草が追い付かなくなる季節を迎えた。
そんな状態の中で今朝からトウモロコシの収穫が始まった。
枝豆やトウモロコシは「鮮度が命」なので「朝どり」にこだわっているが、収穫が始まると
朝は収穫と出荷準備に追われる。
小麦の後作として蒔いた大豆が芽を出し「中耕除草」の時季を迎えている。
朝仕事では出来なくなったことから炎天下の午後に挑戦したが一時間足らずでギブアップ
してしまった。
再挑戦したのは日没後の6時過ぎだった。