霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
そんな「こだわりの農業ブログ」を毎日更新
主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係

2010-06-30 20:09:11 | 天気
エグネの杉の幹が濡れるぐらいまとまった雨が降ったのは一月振りぐらいのことか。

毎年のようにグチっているが、日本の天気も「乾期」と「雨期」が出来てしまったらしく「三~四日晴天が続くと一雨ある」という農業にとって理想的な循環が無くなり、一方に偏ることが多くなっている。

「干天の慈雨」となった今日の雨も既にその役割は十分に果たしたが、明日以降一週間も雨が続くとの予報を聞いてガッカリしてしまった。



家とエグネの間は一面の「ミョウガ畑」になっているが、少し林の中には入った所ではミョウガとドクダミのせめぎ合いとなっている。
(白い花を咲かせているのがドクダミ)

ドクダミも群生していて、以前は乾燥して産直に出荷したこともあったが今はそこまで手を広げないことにしている。


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誤った操作

2010-06-29 21:31:24 | 野菜
畑のゴロンタさん(ゴロゴロした土の塊)の解消には「ロータリーの回転速度を上げると効果的」とこの春に自慢げに紹介したが、それが大きな誤りだったことが判明した。

トラクターのロータリーの回転速度は1~4段階まであるが使用できるのは2までで「それ以上は過負荷となり故障の原因になる」ということを最近知った。
マニュアルにはそんなことは一言も書いて無いが、「決められた回転速度を守ること」がそれを意味しているらしい。
ロータリーの回転速度を上げるのではなく走行速度を遅くするのが正しい使い方のようだ。

高価なトラクターを誤った使い方で壊してしまったのでは大変なこと。
他の農業機械も含めてこんなミスをしている例が他にも沢山あるのではないかと思うと「ゾッ」として来る。



バアチャンが育てている四号ハウスのシソ。
ハウスと言っても今は屋根等を取り去っているので露地栽培と何ら変わりはない。
順調に育ってはいるが、稲の育苗が終わった後に種を播いたので収獲は未だ始まっていない。

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培土機

2010-06-28 21:00:06 | 野菜
本当は夏らしく「夕立」のような激しい雨を期待したが梅雨時のシトシト雨だった。
それでも一晩中降り続いたのが幸いし畑は久し振りに「渇き」から解放され、作物だけでなく雑草も急に活力を得たようだった。



手入れの行き届いた畑に較べたら後山の畑は単なる「雑草地」にしか見えないが、培土機を使って土寄せをすると普通の畑に変身する。



培土機を使い始めて三年目を迎えたが、ようやく畑の状態に合わせて柔軟に対応できるようになって来た。
それは、畑の土が改善されゴロンタさんが少なくなって来たことあるが、最大の要因はオジサンの機械操作が「初心者の域を脱した」ためと思っている。
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古人の訓え

2010-06-27 19:37:21 | 穀物
鳩の被害に遭った大豆畑で再度の種播きをしたり欠株となったところに補植をしたりしたため通常の培以上の稼働がかかってしまった。
随分仕事をしたような気持ちになっているが、実はようやく「スタートラインに戻っただけ」のこと。

それにしてもあんなに大勢で被害を及ぼした鳩達は一週間ほど前から全く姿を見せなくなった。
時々声は聞こえているので他所へ行った訳でもないようだ。

昔から「鳩が巣を守るようになったら豆の種を播け」との訓えがあるとのこと。
来年からはこのような「鳩の習性」も考慮して種播きをしたいと思っている。



矢車草に続く切花として「ラークスパー」を産直に出荷している。
紫の花と緑の葉のコントラストが絶妙で「涼しさ」を感じさせる花として評判がいい。
(残念ながら写真ではその雰囲気を捉えられていないが…)
オジサンはこの花の名をなかなか覚えられなくてお客様に聞かれる度に恥ずかしい思いをしている。

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麦秋

2010-06-26 19:53:57 | 穀物
6月に30度を超す気温が続くのは「異常気象」と言ってもいいのかも知れない。
好天が続くのは稲にはいいが、雨不足で畑は渇き切っていて作物の育ちが悪い。
予報に出る傘マークに期待しても空手形となってガッカリさせられる日が続いている。

そんなヤキモキした中で麦はしっかりと「秋」を迎えていた。
梅雨入り前にコンバインで収獲し「天日干し」が出来れば最高だが、収獲は未だ先なので目論見通りには行きそうに無いようだ。



小麦の作付けには以前から補助金が出ているが、今年から「販売していること」が要件に加わった。
別に補助金目当てで作付けしている訳ではないが、自家消費のみでは消化できない量になったので今年は製粉して産直でも販売しようかと思っている。



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